2018年8月9日



ミューニックリー オートメーションソリューションズ



マニュライフ生命が自動引受査定エンジン導入により申込プロセスを効率化



マニュライフ生命保険株式会社(本社:東京都新宿区、以下「マニュライフ生命」)は、2018年7月より全国でタブレット端末による保険申込みにおいて、自動引受査定エンジンの運用を本格的に開始した。既に昨年6月から、一部の営業職員向けに先行スタートさせていたが、今回はすべての営業職員向けに展開するもの。自動引受査定エンジンは、ミュンヘン再保険グループ傘下のミューニックリー オートメーションソリューションズ(本社:ダブリン)のAllfinanz Interview Server(以下AIS)を導入している。自動引受査定ルールの構築については、ミュンヘン再保険会社 日本支店がサポート。



マニュライフ生命の営業職員チャネルでは、昨年1月から、すべての営業職員がタブレット端末(iPad)を携帯し、お客さまのニーズの顕在化をサポートするファイナンシャル・プランニング・ツール「Let’s! Life Plan」を活用したコンサルティングや、専用アプリケーションによる活動管理など、営業活動のペーパーレス化を進めている。

2018年7月からは、すべての営業職員向けに、個人向け保険5商品の加入手続きが電子化され、更に告知プロセスが自動化されたことにより、タブレット端末上に展開されるAISの告知質問にお客様が回答し、AISが自動判定した結果を、お客さまの面前で提示できるようになった。これまで書面で行われていた申込内容の入力、告知、支払方法の登録、および署名等のすべての手続きをタブレット端末上で完結することができ、申込から契約成立までの時間を大幅に短縮することが可能となった。



Allfinanz Interview Server (AIS) 

AISは、パソコンやタブレット端末などの画面上で告知取得を行い、かつ、申し込みのその場で引受判断や引受条件の決定を行うことを可能にしたMRASの自動引受査定エンジン。ドリルダウン形式の引受査定ルールを用いることで、従来の紙ベースによる告知プロセスでは取得が難しかった被保険者の詳細な健康状態や病歴情報の入手を可能にする。導入できる販売チャネルに制限はなく、営業職員、乗合代理店、コールセンター、インターネット・ダイレクト、銀行窓販で引受査定プロセスを自動化することができる。ドリルダウン質問により、健康状態に関する詳しい情報を取得できるため、追加で医的証明書を求める頻度が少なくなるなど、顧客の負荷を軽減でき、同時に査定者に回付されるケースも削減されるため、保険会社のコスト削減、売上向上にも役立つ。引受査定ルールの構築や変更に関しても、操作が簡単なルール構築ツールRules Designerにより、IT部門のサポートなしで、査定者みずからが容易にルールの追加変更が可能。





情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 マニュライフ生命が自動引受査定エンジン導入により申込プロセスを効率化