2018年7月30日



トレンダーズ株式会社



トレンダーズ、若年層に特化した研究機関「TT総研」を設立

第一弾レポートは「現役JKクラスタ分析」

2000年代生まれ・イマドキ10代の実態とは?



次世代型のマイクロマーケティングを提供するトレンダーズ株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表:岡本伊久男、東証マザーズ上場:証券コード 6069)は、2018年7月30日(月)に若年層のトレンドやインサイトを分析するマーケティング研究機関「TT総研 -Teens Trend総研-」(ティーティー ソウケン)を設立し、公式サイトをオープンいたしました。本サイトでは、若年層に関する調査レポートを定期的に公開してまいります。



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イマドキの女子高校生を6分類、「現役JKクラスタ分析」

TT総研の第一弾レポートは、「現役JKクラスタ分析」です。内閣府が行った調査によると、平成28年度には高校生のスマートフォンの所有・利用率が9割を超えており(平成28年度 青少年のインターネット利用環境実態調査より)、コミュニケーションや情報収集のあり方が変化しています。そこで今回は、今どきの女子高校生の交友関係、他者意識や価値観などについて調査を行い、その結果をクラスタ分析し6分類いたしました。



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調査概要

・調査対象:15歳~18歳 事前調査で高校生と回答した女性315名

・調査期間:2018年5月17日(木)

・調査方法:インターネット調査

・調査実施機関:LINEリサーチ



現役女子高生を、自らを校内で上位層と認知する「カーストトップJK」、友達が多くInstagramを使いこなす「仲間ファーストJK」、優等生タイプの「ソフトクレバーJK」、自然体を好む「等身大ゆるふわJK」、文化系の部活に多い「隠れパッショニスタJK」、自分の趣味を優先する「マイウェイJK」の6つに分類し、それぞれの傾向を紹介いたします。



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カーストトップJK

リアルでもネットでも目立つ存在! 発信力と意識高めな女子高生

友達は校内、他校、異性、すべてにおいてかなり多く、異性との交際経験も全クラスタ中トップ。全クラスタにおいて唯一、YouTubeに投稿している。校内での位置づけとして、自らを上位層と認識している。最も優先しているのは「勉強」で、放課後を学校外での時間にあてるためか、部活は帰宅部がやや多め。



仲間ファーストJK

友達と仲間がなにより大事! 青春を謳歌するアクティブ女子高生

Instagramの利用頻度が高い。特に投稿については全クラスタ中でトップ。同性の友達は校内、他校ともにかなり多いが、異性の友達は平均的で交際経験も少なめ。ルックスがよくてオシャレな同性に憧れている。運動部、文化部の所属率は平均的だが、ダンス部の所属比率が他クラスタと比べて高い。優先しているのは断トツで「友人」。



ソフトクレバーJK

SNSもリアルも付き合いはバランスよく! 優等生タイプの女子高生

SNSはほどほどに閲覧しているが、投稿は頻繁にしていない、いわゆる「見る専」。どちらかといえばTwitterを好む。友達の人数は校内・他校・異性すべてにおいて平均的。交際経験は0~1人。ルックスがいい同性への憧れは全クラスタ中トップ。通っている学校の偏差値は他クラスタに比べて高い。優先しているのは「勉強」または「友人」。



等身大ゆるふわJK

先のことは深く考えない! 今を楽しむほんわか女子高生

TwitterやInstagramは半数以上が毎日閲覧しており頻度は高め。友達の人数は校内・他校ともに平均的で、異性の友達は比較的多い。おもしろい同性に憧れを抱く。目立ちたいわけではないが、校内の友達はもっと増やしたいという考えもある。全体的に質問に対する回答が曖昧な傾向。優先するものは「友人」。



隠れパッショニスタJK

実はネットが大好き! 周りの目を気にしがちな文化系女子

YouTubeを毎日閲覧する割合は全クラスタ中トップ。動画視聴を好むためか、スマホの利用時間は3~5時間と長め。交際経験はほとんどなし。ちょっぴり目立ちたい気持ちと悪目立ちしたくない気持ちが混在。部活は吹奏楽部などの文化部が多め。「勉強」を優先するが、「趣味」や「部活」の優先度も他クラスタと比べると高い。



マイウェイJK

わが道を行く! 自分の世界を大事にするマイペース女子高生

SNSは全体的に利用率が低いものの、Twitterについては毎日投稿している割合が全クラスタ中トップ。スマホ利用時間はかなり長い。友達の数は多くなく、おもしろくて友達が多い同性に憧れを持つ一方、憧れる同性はいないという意見が全クラスタ中トップ。目立ちたいという意識は全くなく、優先するのは「趣味」。



【クラスタ別】TwitterとInstagramの利用状況

クラスタ別のTwitterとInstagramの利用状況については、以下の通り一定の傾向が見られました。



◆Twitter閲覧は当たり前、Instagramの利用状況はクラスタ間で異なる

SNSの閲覧状況については、Twitterは全クラスタで7割以上が「週に1回以上」と回答しています。匿名性が高く、目的や趣味嗜好にあわせて複数アカウントを使い分けることもできるTwitterは、どのクラスタにとっても自分らしく利用できるSNSなのかもしれません。



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一方で、Instagramはクラスタ毎で閲覧状況にばらつきが見られました。週に1回以上閲覧している割合を見てみると、「カーストトップJK」は81.8%、「仲間ファーストJK」は80.4%と8割を超えましたが、「ソフトクレバーJK」は69.7%、「等身大ゆるふわJK」は58.9%、「隠れパッショニスタJK」は44.2%、「マイウェイJK」は34.6%となっています。





◆SNS投稿意欲の高いクラスタは「カーストトップJK」と「仲間ファーストJK」

続いて投稿状況について、Twitterで週に1回以上投稿している比率は、1位が「カーストトップJK」で63.6%、2位は「仲間ファーストJK」(52.9%)となりました。以降は「マイウェイJK」(44.2%)、「ソフトクレバーJK」(42.1%)、「隠れパッショニスタJK」(40.4%)と続き、6位の「等身大ゆるふわJK」では28.8%と、突出して投稿頻度が低くなっています。



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Instagramについては、週に1回以上投稿する割合は「仲間ファーストJK」が43.1%でトップ。続いて「カーストトップJK」が36.4%と続きます。この2つのクラスタはTwitter、Instagramどちらも閲覧・投稿ともに利用頻度はトップ2に位置しており、かなりのSNSアクティブJKといえるでしょう。3位以下は「ソフトクレバーJK」が25.0%、「隠れパッショニスタJK」が23.1%、「等身大ゆるふわJK」が17.8%、「マイウェイJK」が11.5%という結果になりました。



今どきの女子高校生にとって欠かせないコミュニケーションツールであり情報収集ツールでもあるSNSですが、その利用状況はクラスタによって一定の傾向が見られることが分かりました。





■TT総研とは

TT総研は、10代のトレンド情報やインサイト分析を行うマーケティング研究機関です。気になるテーマやイベントについての調査や、リアルな声を拾い上げるための座談会を定期的に実施。長年女性マーケティングに携わり、インフルエンサーマーケティングやマイクロマーケティングといった次世代型のソリューションを提供するトレンダーズならではの観点で、分析レポートを発信していきます。

■WEBサイト:http://tt-soken.jp/









情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 トレンダーズ、若年層に特化した研究機関「TT総研」を設立