2018年7月23日



日本モンサント株式会社



「より良い地球、より良い生活、より良いパートナー」を焦点に世界最大の課題に取組む



モンサント、重要なサステナビリティ(持続可能性)の取り組みが進展



本文書の正式言語は英語であり、その内容につきましては英語を優先します。原文は本社のウェブサイトをご参照下さい。



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ミズーリ州セントルイス(2018年7月12日)――モンサント・カンパニーは本日、気候変動対応型農業、水質、生物多様性、食糧安全保障および事業効率といった分野において、数多くのサステナビリティ・コミットメントおよびプログラムにおける大幅な進展を報告しました。



モンサントは引き続き、「より良い地球、より良い生活、より良いパートナー」という3つの主要分野に焦点を当てたサステナビリティ計画書「Growing Better Together」を指針としています。当社ではプログラムやパートナーシップを通して外部と協働し、世界最大の課題に取り組む支援を行っています。



「私たちは、この6ヵ月間に実行した活動やサステナビリティ・コミットメントにおける進展に満足しています」と、モンサントのグローバル・サステナビリティおよびステークホルダー・エンゲージメントを担当する副社長のパム・ストライフラー(Pam Strifler)は述べています。「世界規模の課題に対し持続可能なソリューションを構築するために、これからもモダン・アグリカルチャー(近代農業)を通したイノベーションを活用していくことを楽しみにしています」



あらゆるサステナビリティの取り組みやコミットメントを前進させる中、最近の顕著な成果をいくつかご紹介します。



気候変動対応型農法(Climate-Smart Agricultural Practices)



• 農業による温室効果ガス排出削減ツールの完成: 全米トウモロコシ生産者協会(National Corn Growers Association)および保全イノベーション補助金(Conservation Innovation Grant)の支援グループと連携し、気候変動対応型農法を採用している農業生産者用の、有益な温室効果ガス排出削減ツールを作成するための第一段階が完了しました。このツールは、農業全域におけるシステムの幅広い採用を目指し、110軒の土壌健全化パートナーシップ(Soil Health Partnership)農場において有効性の検証が行われています。



• 製品イノベーションの導入:収量向上を目指すモンサントとノボザイムズ(Novozymes)社の提携事業体「BioAg Alliance」は、種子処理微生物製剤Acceleron(R) B-300 SATを開発しました。Acceleron(R) B-300 SATは栄養分の利用性を高め、土壌中にたくさんの炭素を保持できる、より大きくて強い根の成長を促す可能性を有しています。新たに行われた試験では、モンサントの技術を採用している米国のトウモロコシ栽培地全体にこの種子コーティングを散布した場合、炭素排出量にして年間合計でおよそ380万トンの温室効果ガス(GHG)排出削減効果があると推定されました。



• モダン・アグリカルチャー実証ほ場の設立:モンサントは、モダン・アグリカルチャー実証ほ場を開発するべく農業生産者のビル・カウザー(Bill Couser)氏と協力し、2017年秋、アイオワ州ネバダに実証ほ場を設立しました。このほ場では、来場者に農場規模の気候変動対応型農法を観察したり学習してもらうユニークな機会を提供します。ほ場への見学内容には、被覆作物(カバークロップ)、さまざまな耕起方法を検証する試験、花粉媒介昆虫の生息地などがあります。



• デジタル管理ツールがNutrientStar認定を取得:NutrientStarは環境防衛基金(Environmental Defense Fund)と連携し、クライメート・フィールドビュー(精密農業)の窒素管理ツールを34のほ場試験において評価しました。ツールが提供する見通しに従った場合、効率が25%高まる一方、窒素散布を1エーカーあたり平均37ポンド減らせるとの結果を出しました。



水質



• 水質試験の調査: モンサントは先日、子会社のクライメート・コーポレーション(精密農業)とともに、水質と下流地域の窒素流出を監視するためのインフラ計画を構築するべく、アイオワ州立大学とのパートナーシップを提携しました。このプロジェクトでは、周囲河川への窒素肥料流出を防ぐ方法について、研究者や農業生産者に有益なデータや情報を提供していきます。



食糧安全保障



• 急性飢餓および栄養不良への対処: モンサント・ファンド(基金)はアフリケア(Africare)と連携し、ケニアのトゥルカナ郡における栄養状態の改善と健康的な食事へのアクセス向上を目指し、5年間で500万ドルを拠出しました。このプロジェクトでは、妊婦や出産後の母親、乳幼児、および小児が、多様かつ栄養豊富な食事にアクセスしたり入手したりできるように支援します。



生物多様性



• 生息地保護の拡大: モンサントは、Farmers For Monarchsの立ち上げを先頭に立って行いました。Farmers For Monarchsでは、オオカバマダラの季節移動経路沿いに、トウワタなど花粉媒介昆虫の保護生息地の拡大と設置を促進し可能にするために、農業生産者、農場経営者、地主、および農業が団結しています。



• 植物多様性の保護および改善: モンサントは、55品種のワタの遺伝資源を米国農務省の全米ワタ保存機関(National Cotton Collection)に寄贈しました。これらの種子系統は、ワタの遺伝資源を向上させるための原料として、アフリカなど幅広い環境において公営および民間の育種家が自由に利用することができるようになりました。



• 復元のためのパートナーシップ: アパラチア山脈野生生物基金(Appalachian Wildlife Foundation)は、ヘラジカや草原の鳴き鳥からミツバチやオオカバマダラまで、すべての生息地の改善を目指す包括的な復元プロジェクトを開始しました。モンサントは、繁茂や雑草によって消耗した地域を支援するために、1万ガロンの除草剤を寄贈しました。この施設では、復元した生態系を探索したり、野生生物の保護について学習する機会を用意し、年間50万人の来場者を見込んでいます。



事業効率



• モンサントは、廃棄物の最小化、リサイクルおよび再利用に焦点を当てることで、事業廃棄物の89%を埋立処分から回避しています。また、ブラジルの6施設においても、年間1万トンの廃棄物を埋立処分から回避する機会を探し、廃棄にかかる費用を年間およそ50万ドル節減しています。



• ベルギーのアントワープにあるモンサントの工場では、処理水を浄化し事業で再利用する廃水リサイクルプロジェクトに投資し、年間およそ30万立方メートルの節水につなげています。この工場では、エネルギー回収技術も導入しており、年間およそ100万ドルの財務改善を可能にしています。



モンサントのサステナビリティ・コミットメントについては、2017年度版サステナビリティ報告書をご参照ください。Monsanto.comから入手いただけます。



モンサント・カンパニーについて

モンサント・カンパニーは、人口が増え続ける世界の人々に必要な食料を供給するために役立つ広範囲なソリューションを提供することに取り組んでいます。当社は、果物や野菜からトウモロコシ、ダイズやワタといった主要穀物まで、農業生産者が十分な量の栄養のある食料を生産するのに役立つ様々な種子を生産しています。当社は、農業生産者が、天然資源を保全し、農業を改善するためのデータを用い、水や他の重要な資源をより効率的に使用し、そして作物を害虫や病気から守るために役立つ持続可能な農業ソリューションを提供するため尽力しています。プログラムやパートナーシップを通じ、当社は、農業生産者、研究者、非営利団体、大学など、世界的な課題に取り組む人々と協力し合っています。モンサント・カンパニーとその取り組み、および問題解決のため献身的に取り組んでいる20,000人を超える従業員についての詳細は、当社ウェブサイトをご覧ください。ツイッターフェイスブックもご覧いただけます。



日本モンサント株式会社の取り組みや事業についての詳細は、こちらをご覧ください。

【Website】 http://www.monsanto.co.jp/

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本リリースに関するお問い合わせ先

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E-mail: bio.info@monsanto.com



情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 モンサント、気候変動対応型農業、水質、生物多様性、食糧安全保障などサステナビリティ取組みが大幅に進展