20180706



学校法人 大正大学



大正大学・静岡産業大学・島根大学、共同提案

「フィールドから学ぶ産学官協働 3大学地域人材育成プロジェクト」

平成30年度 内閣府「地方創生支援事業補助金」において採択



大正大学(学長:大塚伸夫 所在地:東京都豊島区) 、静岡産業大学(学長:鷲崎早雄 所在地:静岡県磐田市)と島根大学(学長:服部泰直 所在地:島根県松江市)の3大学で共同提案した「フィールドから学ぶ産学官協働 3大学地域人材育成プロジェクト」が、平成30年度内閣府「地方創生支援事業補助金」において、採択されました。



■プロジェクト概要

「フィールドから学ぶ産学官協働 3大学地域人材育成プロジェクト」は、東京圏にある大正大学と地方に所在する静岡産業大学および島根大学とが協働し、学生を対流等させることで、産学官連携によるフィールドワークや単位互換を前提とする科目履修を行い、現在地域が抱えている諸問題の発見と課題解決に向けて、提案力の養成を行います。また、こうした事業を契機としてさらなる大学間ネットワークを構築・拡大していくことによって、学生の交流を深め、東京の学生が地方へ還流・定着し、地域創生をけん引する高度で知的な職業人として活躍する人材の輩出を目指します。



■プロジェクト立上げ経緯

大正大学は2016年4月に日本の次世代を担う、社会に貢献できる人材を育成する「地域創生学部」を設置しました。学部の学生が行う40日間の「地域実習」は全国12地域(2017年度実績)にて行われ、2014年10月に設立した地域構想研究所の広域地域自治体連携および大学間連携のプラットフォームに支えられています。

協働先の「静岡産業大学」と「島根大学」とは連携協定を締結、協働自治体の静岡県藤枝市と島根県益田市は2017年度の地域実習地であり、今後、本事業を通して地域創生のモデルづくりに共に取り組んでまいります。

また、地域構想研究所ではこのプロジェクト経過を、研究所発行の月刊誌『地域人』でも取りあげていく予定です。



【2017年度 静岡県藤枝市での活動内容】

大正大学の地域創生学部の学生7名(男5名、女2名)が、2017年9月19日から10月28日まで静岡県藤枝市内および静岡産業大学にて学習。



内容:市役所における市の事業の学習と現地視察

市役所でのインターンシップ

   藤枝市内の調査

   静岡産業大学堀川ゼミで藤枝市を紹介するアプリ開発

   藤枝市の茶産業体験(手揉、茶の栽培加工、茶の商品開発)

   焼津市の産業体験(漁港、魚市場、水産高校)

   実習のまとめとして「地域資源マップ」の作成および藤枝市の資源を生かした提案



【2017年度 島根県益田市での活動内容】

 大正大学の地域創生学部の学生7名(男5名、女2名)が、2017年9月19日から10月31日まで島根県益田市内、および島根大学にて学習。



内容:市役所における市の事業の学習と現地視察

市役所でのインターンシップ

   益田市内の調査

   島根大学交流・益田市1回、島根大学松江キャンパス1回(地域資源探査・講話)

   益田地区インターンシップ

   イベント(君たちはまだマスダを知らない)の企画、運営、実施

   実習のまとめとして「地域資源マップ」の作成および藤枝市の資源を生かした提案

   島根大学の東京短期研修受入(COC+)・豊島区でのフィールドワークの共同実施



これらの実績がベースとなり、本年度地方創生支援事業補助金に申請し、採択に結び付きました。

本年度も両地域で地域実習を行い、本事業の取組みを共に推進していきます。



■地方創生支援事業補助金(地方と東京圏の大学生対流促進事業)

 「まち・ひと・しごと創生総合戦略(2017改訂版)」にて、「地方大学と東京圏の大学の単位互換等により学生が地方圏と東京圏を相互に対流・交流する取り組みを促進する」こととされたことを受け、内閣府において「地方と東京圏の大学生対流促進事業」を実施し、事業に取り組む大学を補助金により支援する。



■地域創生学部

2016年4月に新設した経済学を基盤とした学部(学位・学士(経済学))です。本学初のクォーター制を導入し、各年次の秋に40日間の地域実習を実施しています。4年間の教育課程を通じて、都市と地方の共生を実現するマーケティング力とマネジメント力を備えた人材を育成しています。



情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 大正大学・静岡産業大学・島根大学、共同事業 平成30年度 内閣府「地方創生支援事業補助金」において採択