2018年6月22日



Tranzax株式会社



Tranzax、西武信用金庫と業務提携契約締結

受注時点での資金調達を可能にする「POファイナンス®」の導入決定



 金融とITを融合したFintechベンチャーであるTranzax株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小倉隆志)と、信用金庫大手の西武信用金庫(本社:東京都中野区、理事長:落合寛司)は、業務提携契約を締結し、Tranzax社の電子記録債権の活用で受注時点での資金調達を可能にする世界初の取り組み「PO(Purchase Order)ファイナンス®」(特許第6140909号)の導入金融機関となりました。

 また、西武信用金庫は、中小企業庁委託事業 次世代企業間データ連携事業「中小企業等の業種の垣根を越えた企業間の電子データ連携に関する実証プロジェクト」において、POファイナンス®の実証実験を行うコンソーシアムの参加金融機関です。



 POファイナンス®は、受注を電子記録債権化することで、従来は困難だった受注時点からの債権担保融資を可能にすることができる世界初の仕組みです。POファイナンス®を導入することで、中小企業は現金払いよりも早く現金を得ることができ、運転資金が最も必要な仕掛中の資金調達を容易にします。また金融機関にとっては、発注企業から直接、融資金の回収が可能になります。



 電子記録債権は、第三者が確認しにくく、譲渡手続きの煩雑な発注を、金融の対象とすることができます。電子記録債権を活用した「POファイナンス®」は、EDI(電子発注)のシステムと連携させることで、中堅・中小企業の抜本的な経営効率の改善をもたらします。受発注業務の合理化、生産管理、代金決済にいたる一連のプロセスの「見える化」を行ったうえで、金融機能を付加します。



 西武信用金庫にとっては、受発注段階からの商流が「見える化」され、今までにない全く新しい融資手法により、中小企業における資金調達の新たな選択肢を提供することで、一層の中小企業金融活性化に資する役割を果たします。



 当社は、今後もFinTechの先端企業として新たな金融サービスを実現し、守り一辺倒だった「ファイナンスを、チャンスに」変えることができる、日本の金融インフラの一翼を担ってまいります。





■『POファイナンス®』について

Tranzaxの『POファイナンス®』は、売掛債権として確定する前の受注情報を電子記録債権化し、受注時点からの担保融資を可能とする、世界初の取り組みです。

電子記録債権化された受注債権は、金融機関にその債権を譲渡することにより、中小企業は金融機関から資金調達を行うことができ、運転資金が最も必要な仕掛中の資金調達が容易になります。



【POファイナンス®の概要図】

【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201806215249-O1-UNQ4XQks



■導入企業の情報

会社名:西武信用金庫

代表者:落合 寛司

本 店:東京都中野区中野2-29-10

TEL:03-3384-6111(代)

事業内容:信用金庫法に基づく預金、融資、内・外国為替、そのほか金融業務全般

預金残高:1兆8,807億円

貸出金残高:1兆5,703億円

ホームページ: http://www.seibushinkin.jp/



■Tranzax株式会社について

Tranzax株式会社は、日本の活力を金融面で支えることをめざし、資産(Asset)中心の守りの金融から、企業活動と商流を裏付けとする攻めの金融(トランザクション・ファイナンス)へのシフトのために、利用者の利便性が高く、革新的なサービスを提供してまいります。



会社名:Tranzax株式会社(旧社名:株式会社日本電子記録債権研究所) 

設 立:2009年7月7日

資本金:1,764,225,000円/資本準備金 1,296,050,000円

代表者:代表取締役社長 小倉 隆志

所在地:東京都港区虎ノ門1-12-9 スズエ・アンド・スズエビル6階

グループ会社: Tranzax電子債権株式会社

        資本金950,050,000円 資本準備金450,000,000円

        100%子会社 国による指定を受けた電子債権記録機関

ホームページ: http://www.tranzax.co.jp









情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 Tranzax、西武信用金庫と業務提携契約締結