大鵬薬品工業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小林将之)とセルヴィエ社(本社:フランス・シュレーヌ、代表取締役社長:オリヴィエ・ローロ)は、抗悪性腫瘍剤「ロンサーフⓇ配合錠T15・T20」* (以下「本剤」)に関する、第Ⅲ相臨床試験(TAGS試験)および第Ⅱ相臨床試験(TASCO-1試験)の結果が、スペイン・バルセロナで開催された第20回世界消化器癌学会(ESMO 20th World Congress on Gastrointestinal Cancer、6月20~23日)で発表されたことをお知らせいたします。
TAGS試験(TAS-102 Gastric Study)は、無作為割付・二重盲検の国際共同第Ⅲ相臨床試験で、標準治療に不応となった切除不能胃がん患者においてロンサーフとベストサポーティブケア(BSC)、プラセボとBSCを比較したものです。本試験の主要評価項目はOS、副次評価項目はPFS、安全性と忍容性、QOL(Quality of Life)等です。本試験は、切除不能胃がんに対して少なくとも2レジメンの治療歴がある、18歳以上の500名を目標症例数とし、日本・北米・欧州・ロシア・トルコ等で507名の登録がありました。