ペアワイズの創設者J.キース・ジョン(J. Keith Joung)氏は、「私を含む共同創設者たちは、それぞれが開発してきた技術が農業に大きな影響を与え、気候変動による難しい状況下で増大する人口の食料供給にどうしても必要となるイノベーションを加速させると信じています」とし、「塩基編集技術では、研究者が効率よくゲノムの正確な位置に単一ヌクレオチド変化を起こすことができるようになることから、植物学者が作物を改良する速度と精度に非常に大きな影響を与える可能性を秘めています」と語っています。
ペアワイズは最近、2,500億ドルのシリーズA資金調達を完了しました。この資金調達は、それぞれが少数株主であるベンチャーキャピタル企業のディアフィールド・マネジメントと、モンサントのベンチャーキャピタル部門であるモンサント・グロース・ベンチャーが共同で主導したものです。ペアワイズは、最高執行責任者トム・アダムス博士(Dr. Tom Adams)と、最高業務責任者ヘイヴン・ベイカー博士(Dr. Haven Baker)、またそれぞれが遺伝子編集技術の傑出した専門家であり発明家である、デビッド・リュー博士(Dr. David Liu、ハーバード大学およびブロード研究所教授・研究者、ハワード・ヒューズ医療研究所研究者)、フェン・チャン博士(Dr. Feng Zhang、ブロード研究所・MIT)、J.キース・ジョン博士(マサチューセッツ総合病院・ハーバード大学医学部)からなる創設者にリードされていくことになります。