2018年3月1日



株式会社オールアバウト

イエノミカタ



<中古住宅の購入に関する意識調査>

戸建ての中古住宅を選ぶ際、7割の人が「どの会社が建てたか」を考慮

~そのうち8割が”大手ハウスメーカー”が建てた家であることを希望~

~高まる中古住宅人気の一方で「隠れた不具合」、「設備の老朽化」に対する不安も存在~



住宅メーカー7社が合同で運営するサイト「イエノミカタ」と総合情報サイト

「All About」を運営する株式会社オールアバウト(本社:東京都渋谷区、

代表取締役社長:江幡 哲也)は、中古住宅の購入を検討した経験のある東名阪

エリアの30歳以上の男女661名を対象に、中古住宅購入に関する意識調査を共同で

実施しました。さらに本調査では、専門の知識や経験をもったAll Aboutの各分野の

専門家(=ガイド)が、中古住宅を選ぶときのポイントや、中古住宅に対する

意識の変化について解説します。





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■調査結果のポイント

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・中古住宅のメリットは「価格の安さ」、「立地条件」が挙げられる一方、

 「隠れた不具合」、「設備の老朽化」に対する不安も存在。



・中古住宅に対する不安を解消するため、「過去のメンテナンス・リフォーム履歴」や

 「定期点検の結果」など事前に何らかの情報開示をしてほしいニーズは9割超。



・7割の人が購入を検討する中古住宅がどの建築会社によって建てられたかを考慮しており、

 そのうち約8割が”大手ハウスメーカー”が建てた家であることを希望。



・建てた会社を考慮する理由は「品質が一定で安定している」、「住宅性能が高い」ことを

 重視しているから。

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■調査概要

・調査日程:2017年11月2日(木)~11月9日(木)

・調査対象:中古住宅の購入を3年以内に検討した経験のある東名阪エリアの30代以上の男女

・有効回答者数:661名

・調査方法:インターネットリサーチ

・性別:男性391名(59.2%)、女性270名(40.8%)

・年齢:30代252名(38.1%)、40代215名(32.5%)、50代126名(19.1%)





■調査結果の詳細はこちらからダウンロードください

https://corp.allabout.co.jp/files/2018/03/180301_011.pdf





イエノミカタホームページでも本調査の参考記事を掲載しています。

http://ienomikata.com/report/7





■All Aboutガイドによる解説



○「ハウスメーカー選び」ガイド:田中直輝

【画像: http://prw.kyodonews.jp/img/201802231231-O12-p3U5TBp4

今回の調査では、「見えない不具合」や「設備の老朽化」など、消費者が抱く

中古住宅の購入に対するマイナスイメージが明確に表れています。これらは

近年、報道などによる中古住宅に関する情報量が増え、消費者の関心が高まって

いることが背景にあると思われます。メンテナンス履歴や、定期点検結果などの

情報開示に対してのニーズが高まっていることも同様です。こうしたことは逆に

いえば、「これらの懸念を解消した中古住宅なら購入を前向きに考える」という

人が増えてきているということでもあります。



一方、中古住宅を販売する事業者に目を向けても、現状では不具合の確認を含め、

消費者に対してしっかりと情報提供を提供した上で販売する事業者は、現状では

まだそれほど多くないのが実情です。こうしたことから、中古住宅の購入は

私たちにとって「賭け事」に近いものがあります。大多数の消費者がハウス

メーカーをはじめとする、ある程度の信頼性がある事業者が建てた中古住宅を

希望しているのには、そんな背景があると考えられます。



国では2017年末、中古住宅の流通活性化を目指すものとして、「安心R住宅」

制度(特定既存住宅情報提供事業者団体登録制度)を告示し、2018年4月から

施行します。これは耐震などの性能が確認され、建物の状況調査など実施され

ている、リフォームなどについて情報提供が行われる中古住宅に対して、国が

事業者団体に「安心R住宅」マークを付与し、信頼性を裏付けるというもの。

つまり、事業者はもちろん、中古住宅そのものについても「安心」に関する一定の

基準が示されたわけです。大手ハウスメーカー10社による「スムストック」を

展開する「優良ストック住宅推進協議会」もこれに登録しています。春以降、

このマークを目印にすることが、中古住宅を購入する上での一つの判断材料に

なるのではないでしょうか。少なくとも今後、「安心R住宅」で示されたような

質の基準を基に、中古住宅の売買が展開されることになるのは間違いのないでしょう。





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■オールアバウトについて URL:http://corp.allabout.co.jp/

約1,300のテーマごとに、専門の知識や経験を持った人=「ガイド」が、その

分野に関する信頼性の高い情報を提供する総合情報サイトを運営。2001年2月

15日のサイトオープン以来、順調にユーザ数を伸ばし、月間総利用者数は約

3,000万人(2017年11月実績、PC・スマートフォン・モバイル含む)となって

います。「あなたの明日が動きだす」というサイトスローガンのもと、システム

だけでは到達しない満足度へ“人”がナビゲートするサービスです。

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■「イエノミカタ」について URL:http://ienomikata.com/

住宅メーカー7社(旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)、住友林業、積水化学

工業(セキスイハイム)、大和ハウス工業、ミサワホーム、三井ホーム、ヤマダ・

エスバイエルホーム(S×L))が共同で、住宅建築を通したよりよい暮らしの

ありかたを提案することを目的としたプロジェクトです。

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情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 <中古住宅の購入に関する意識調査>戸建ての中古住宅を選ぶ際、7割の人が「どの会社が建てたか」を考慮