2018/02/09



松陽産業株式会社



「産“館”学」コラボによるパンチングメタルベースの新26発想をウェブ公開



<概要>

パンチングメタル最大手の松陽産業は、林原美術館、岡山県立大学デザイン学部と共同でパンチングメタルを題材に自由に発想した作品群(26作品)を制作し、コーポレートウェブサイトにて公開いたしました。今回の「産“館”学」コラボでは、岡山県立大学デザイン学部の学生参加者がパンチングメタルの応用について林原美術館の収蔵品からヒントを得て独自に発想し、その結果をそれぞれ作品としてまとめました。紹介用の動画は各々30秒となっており、パンチングメタルに興味をお持ちの弊社ウェブサイト訪問者の方々に同材料の新たな可能性やさらなる応用のヒントを感じていただくことを目的として掲載させていただいております。本内容は、https://www.shoyo-sangyo.co.jp/3collab2018/からご覧いただけます。



<詳細>

パンチングメタル最大手の松陽産業株式会社は、一般財団法人 林原美術館、公立大学法人 岡山県立大学デザイン学部と共同でパンチングメタルを題材に自由に発想した作品群(26作品)を制作し、コーポレートウェブサイトにて公開いたしました。

今回の「産“館”学」コラボの作品は、岡山県立大学デザイン学部の学生参加者が林原美術館の収蔵品からパンチングメタルの応用についてのヒントを得て独自に発想した製作品を創作し、その内容を30秒の紹介動画としてまとめたものです。

幾多の年月を超えて保存されている大名調度品や刀剣・武具・絵画・能装束・陶磁・蒔絵などを原点とし、これらから抽出された美・能・態・機などのエッセンスと、現代の技術に基づいた金属加工製品であるパンチングメタルとを新たな発想で融合させたすばらしい作品群となっております。

各動画は、パンチングメタルに興味をお持ちのウェブサイト訪問者の方々に、その新たな可能性やさらなる応用のヒントを感じていただくことを目的として弊社コーポレートサイトの特設ページ(https://www.shoyo-sangyo.co.jp/3collab2018/)に掲載し、また、本取り組みを代表する7作品については、2018年2月6日より林原美術館にて開催予定の「第12回 お守り刀展覧会」の一部会期中(2018年2月14日~3月4日)に同館にて併設展示の予定となっております。同館では館蔵の名品のうち約300件をデジタルアーカイブとしても保管しているため、今回学生参加者が参照した美術品についても高画質モニタを利用して微細な部分まで観察することが可能です。

弊社代表取締役社長の竹内和彦は、「稀有な機会となった本取り組みの結果である作品群を、ぜひウェブサイトでの動画や、また、展示会において実物としてご覧になっていただきたい」と申しております。



<コンテンツ全26作品一覧 (制作者氏名五十音順、【 】は作品名、[ ]は参考とした収蔵品名)>

・青井 美紀 【パンチング灯】[竹菱葵紋蒔絵婚礼調度 厨子棚飾]

・淺野 真美 【孔子掛け軸】[松風萬樹図 浦上玉堂筆 など]

・磯野 将太 【Stitch】[牡丹孔雀図屏風 岸駒筆]

・大島 映 【punching ring】[浮線菊菱紋蒔絵婚礼調度(広蓋)]

・小田 珠瑠 【Punching bubbles】[破七宝繋丸十字牡丹紋蒔絵雛道具(貝桶・彩色貝)]

・掛水 ちひろ 【グリーンカーテンのためのプランター】[花鳥堆朱食籠 など]

・金田 桃実 【pcap】 [貝合蒔絵櫛]

・川中 萌文子 【metal bandage】[白綾包桶側六枚胴具足]

・菊山 花音 【Punching Ticket】[立涌文威二枚胴具足]

・近藤 真由 【Metal Bubble Wrap】[魚鱗札二枚胴具足]

・酒井 みのり 【Punching Cake Box】[縞蒔絵螺鈿重箱]

・清水 歩 【パンチング傘ケース】[破七宝繋丸十字牡丹紋蒔絵雛道具(提重・傘)]

・志水 瞭斗 【Light Bloom】[菊花・虫図皿 正阿弥勝義作 など]

・多田 麻佑子 【パンチングプレート】[泊蝶紋纏]

・田中 啓治朗 【spread】[色絵蜘蛛巣梅花散文八角皿 鍋島焼]

・友永 真由 【パンチングメタル制作ツール「make punching」】[国宝 太刀 銘 吉房]

・梨野 瑞貴 【花鍋】[菊花・虫図皿 正阿弥勝義作 など]

・成松 健吾 【パンチング ネッククーラー】[立涌文威二枚胴具足]

・萩原 健人 【KASANARI】[色絵房文七寸皿 鍋島焼 など]

・藤田 令奈 【punching metal gacha capsule】[破七宝繋丸十字牡丹紋蒔絵雛道具(貝桶・彩色貝)]

・松浦 生 【Punching Tent】[能装束 竹林文金紗単狩衣]

・松宮 佳汰 【HIDAMA】[引舟柳蒔絵螺鈿火鉢]

・村上 夏奈子 【punchinglobe】[坤輿万国全図屏風]

・山村 奈央 【Punching Gift Case】[坤輿万国全図屏風]

・八幡 南美 【パンチングえほん】[古今立花集]

・立古 栞 【林原美術館 記念スタンプ】[笹に虫図鐔 銘 江州彦根住藻柄子宗典 など]



<本ニュースリリースに関するお問い合わせ先>

松陽産業株式会社 経営戦略室

〒541-0053 大阪市中央区本町二丁目1番6号 堺筋本町センタービル16階

お問い合わせフォーム: https://www.shoyo-sangyo.co.jp/contact



<参考情報>

・ 一般財団法人 林原美術館 (http://www.hayashibara-museumofart.jp/

岡山城(岡山市北区)の天守閣を東に望む旧二の丸屋敷対面所跡にある。岡山の実業家であった故林原一郎氏が蒐集した絵画や工芸品と、旧岡山藩主池田家から引き継いだ大名調度品を中心に、刀剣・武具・甲冑・絵画・書跡・能面・能装束・彫漆・螺鈿・蒔絵・陶磁・金工などを収蔵。1964年10月開館。(同館ウェブサイトより弊社要約)

※「第12回 お守り刀展覧会」は2月6日(火)~3月25日(日)の日程にて開催。(http://www.hayashibara-museumofart.jp/data/342/exhibition_tpl/



・岡山県立大学 (https://www.oka-pu.ac.jp/index.php

岡山県総社市に位置し、保健福祉、情報工学、デザインの大学院と学部の各専門課程より構成されている。「実学を創造し、地域に貢献する。」を大学の理念としており、高齢化社会の到来、情報化・国際化の進展という多様な社会の変化に的確に対応し得る、時代が必要とする極めて学際色の濃い学術分野を専門領域とする大学として1993年(平成5年)4月に設立された。

デザイン学部 (http://www.dgn.oka-pu.ac.jp/)はデザイン工学(製品・情報デザイン、建築・都市デザイン各領域)、ならびに、造形デザイン(ビジュアルデザイン、造形デザイン各領域)の2学科と1研究科を有する。(同学ウェブサイトより弊社要約)



・松陽産業株式会社 (https://www.shoyo-sangyo.co.jp/

1967年創立。パンチングメタル業界での日本最大手で第50期(2016年8月~2017年7月)の売上は4,051百万円。大阪本社・関西営業所(大阪市中央区)、関東営業所(千葉県船橋市)、岡山工場(岡山県新見市)、群馬工場(群馬県太田市)の合計4拠点。パンチングメタルを用いた産業用の遮音・吸音パネル、交通機関用(自動車向け含む)部材や部品、各種フィルターや意匠性の高い建築用のパネル・エンボス材などを製造販売。国内の国際空港や、大型ドーム、大型駅構造(屋根部)にもデザインや吸音特性を有する商品が採用されている。また、2012年6月にオープンし開設5年半となる業界初の本格的ウェブショップ「松陽産業ショッピングサイト」 (https://punching-shop.com/)を有する。



・パンチングメタル

パンチングメタルとは、金属を主体とした素材をプレス金型で孔あけ加工したもので、鉄やステンレス、アルミなど幅広い素材に開孔することが可能。金属の持つ特徴はそのままで、軽量化、濾過機能・通風効果、遮光/採光効果、吸音・消音・音の拡散効果が得られる。

(誰でもわかるパンチングメタル⇒ https://www.shoyo-sangyo.co.jp/guide_punching_metal



情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 「産“館”学」コラボによるパンチングメタルベースの新26発想をウェブ公開