工業技術研究院(以下、ITRI)は自動車省エネに不可欠な次世代エネルギー車のコア技術をAutomotive World 2018にて展示。ITRIの独創性ある「同期整流技術」により、のアイドリング時には無負荷状態で最低限度の回転数で稼動し発電できることから、電力変換効率を90%から97%以上にまで向上し燃料消費を効果的に抑制するとことで大きな省エネ効果が得られた。ITRIは次世代自動車に向けた省エネルギー化、インテリジェント化の研究開発に取り組んでおり、会場では車載用パワーモジュールの電力消費量・製品コストを削減し、効率向上にもつながる「車載用ソリッドステートリレー(SSR)」、「空調コンプレッサー向けインテリジェントパワーモジュール」等の動力及びパワーシステム技術を多数展示している。。
ITRI産業経済情報研究センター (IEK)は2023年カーエレクトロニクスとモノのインターネット(IoT)を自動車分野に特 化した「Internet of Vehicles(IoV)」の産出価格は4,511億ドルに達すると予測しており、2015年の2,703億ドルに比べ1.67倍の成長が見込まれる。中でも、アクティブセーフティ、省エネと環境保護に関する部品の成長率が最も高く、年平均成長率は25%以上超えると予想されている。ITRI電子光電システム研究所所長・吳志毅は「世界主要国の政府が新エネルギー車発展政策推進する中、今後省エネ車、電気自動車及び自動車電子化などの技術発展は加速し、科学技術成長の新たな原動力になるだろう」とITRI電子光電システム研究所所長・吳志毅述べている。環境対策および省エネルギーが掲げられている中、自動車メーカーは新技術統合による高効率駆動システムの開発が求められている。ITRIは優れたエレクトロニクス技術を土台に、システムを統合による高効率車載技術を作り上げた。今回の出展を通じて、メーカーとの国際交流を推進し、グローバルな国際連携・協力を進めていく。」と述べている。