イリノイ州ノースシカゴ、2017年12月4日-グローバルなバイオ医薬品企業であるアッヴィ(NYSE:ABBV)は、中等症から重症の局面型乾癬の治療薬risankizumab(150 mg)を検討した4つ目の第III相臨床試験であるIMMhance試験の主要な結果を発表しました1。本試験は2つのフェーズで構成されています。第1フェーズは、プラセボとの比較で、risankizumabは16週間投与後に主要評価項目である乾癬の皮疹面積・重症度指数の少なくとも90%の改善(PASI 90)および医師による静的総合評価指標(sPGA)スコアが「消失」または「ほぼ消失」(sPGA 0/1)を達成しました1。第2フェーズでは、主要評価項目である52週(1年)時のsPGA 0/1も達成されました1。第2フェーズ(投与28週~104週)では、無作為化治療中止群と比較したrisankizumab投与継続群の有効性および安全性を検討しています。進行中の本試験では、今後、再投与についても検討を行います。Risankizumabは規制当局の承認を取得しておらず、安全性および有効性は確立されていません。投与16週までのIMMhance試験の結果は、12月2日にロンドンで開催された第8回Psoriasis from Gene to Clinic国際会議において口述発表されました。
アッヴィの経営に影響を及ぼす可能性のある経済、競合状況、政府、科学技術およびその他の要因については、Securities and Exchange Commission(米国証券取引委員会)に提出済みのアッヴィの2016年度アニュアルレポート(10-K書式)の1A項「リスク要因」に記載しています。アッヴィは、法律で要求される場合を除き、本リリースの発表後に発生した出来事または変化によって、今後の見通しに関する陳述を更新する義務を負わないものとします。
REFERENCES
1 AbbVie. Data on File, ABVRRTI65374.
2 AbbVie. Data on File, RRTI65191.
3 AbbVie. Data on File, RRTI65192.
4 AbbVie. Data on File, RRTI65055.
5 Papp K.A., et al. Risankizumab versus Ustekinumab for Moderate-to-Severe Plaque Psoriasis. NEJM. 2017.