2017年11月8日



日本ガイシ株式会社

シュナイダーエレクトリック



日本ガイシとシュナイダーエレクトリック 

両社の製品を組み合わせた大容量蓄電システムの

共同拡販に関する覚書を締結



日本ガイシ株式会社(社長:大島卓、本社:名古屋市)とシュナイダーエレクトリック(Schneider Electric、本社:仏リュエイユ・マルメゾン)は10月20日、日本ガイシのNAS®電池とシュナイダーエレクトリックのインバーター(ConextTM Core XC ES)を組み合わせた大容量蓄電システムの世界規模での共同拡販に関する覚書を締結しました。



再生可能エネルギーの拡大に伴い、電力供給の安定化に寄与する大容量蓄電システムへのニーズは高まっており、今後、世界的な需要増加が見込まれています。



両社はすでに2016年11月、NAS電池とシュナイダーエレクトリックのインバーターを組み合せた共同運転試験を実施し、完了しています。今回の覚書の締結により両社は今後、コンパクトなスペースで大容量の電力貯蔵を可能にする日本ガイシの蓄電技術とシュナイダーエレクトリックの卓越したエネルギーマネジメント技術を融合させた定置型大容量蓄電システムのさらなる普及促進を図り、世界的な再生可能エネルギーの導入促進やCO2排出量の低減に寄与していきます。



NAS電池は日本ガイシが世界で初めて実用化したメガワット級の大容量蓄電池です。大容量、高エネルギー密度、長寿命を特長とし、長期にわたり高出力の電力を長時間、安定して供給することが可能です。2002年の事業化以来、全世界で約200カ所、総出力53万キロワット、総容量370万キロワット時以上の設置実績があり、電力負荷平準によるピークカットや非常電源用途のほか、再生可能エネルギーの安定化に利用されており、節電対策やエネルギーコスト削減、環境負荷低減に貢献しています。



シュナイダーエレクトリックのConext Core XC ES は、系統連系エネルギー蓄電システム向けセントラルインバーターです。99.1%の効率(ピーク効率)を実現し、インバーターの出力電力を最大 680kVA まで自由に設定できるなど高い柔軟性を誇ります。



※シュナイダーエレクトリック(Schneider Electric)について

Schneider Electricは、ビル、データセンター、基盤インフラ、産業に向けたエネルギーマネジメントとオートメーションの「デジタルトランスフォーメーション」を推進しています。

世界100ヵ国以上で事業を展開し、電力管理(低・高電圧およびセキュアパワー)とオートメーションシステムの分野で名実ともに業界のリーダーです。エネルギー、オートメーション、ソフトウェアを組み合わせ、統合された効率化システムを提供します。

当社のグローバルなエコシステムの中で、当社のオープンプラットフォームを活用しさまざまな企業や開発者コミュニティと連携することで、リアルタイム管理や高効率な運用を実現します。

私たちは当社をとりまく素晴らしい人々やパートナーに支えられ、そして技術革新・多様化・持続可能性へのコミットメントを通して、いつでも、どこでも、だれにでも「Life Is On」を実現します。www.schneider-electric.com/jp



※日本ガイシについて

日本ガイシは100万ボルト級の送変電用がいしも手掛ける世界最大のがいしメーカーで、約100年の歴史を持っています。セラミック技術をコアテクノロジーに、エネルギー、エコロジー、エレクトロニクスの事業領域で地球環境問題に貢献しており、自動車排ガス浄化用のセラミック製触媒担体(ハニセラム)とディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF)の世界大手の1社です。「電気は貯められない」という常識を覆し、世界で初めて大容量電力貯蔵システムNAS電池の実用化に成功した、大容量蓄電池のリーディングカンパニーでもあります。http://www.ngk.co.jp/





情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 日本ガイシとシュナイダーエレクトリック 大容量蓄電システムの共同拡販に関する覚書を締結