ハサヌディン大学公衆衛生学部 上級講師・研究員|Senior Lecturer and Researcher, Faculty of Public Health, Hasanuddin University
マカッサルにあるハサヌディン大学公衆衛生学部の上級講師兼研究員。インドネシア低所得地域における若年層のHIV感染リスク行動の社会的要因など、HIVや性感染症(STIs)関連の諸問題について研究している。メルボルン大学の公衆衛生・国際保健学部で修士号と博士号を取得し、1990年代半ばよりインドネシアでHIV予防プログラムに携わっている。国際学術誌で論文を発表するとともに、国内外の一般向けメディアにも頻繁にエッセーを寄稿している。中堅科学者によるインドネシア科学界の発展を目指すIndonesian Young Academy of Sciences(ALMI)の副代表。将来アジアの国々が直面することになる人口問題に関心があり、高齢化社会を迎えている日本の取り組みから学びたいと考えている。
スミタ・パティル/Smita M. Patil (インド)
インディラ・ガンジー国立公開大学(IGNOU)ジェンダー・開発学部 助教|Assistant Professor, School of Gender and Development Studies,Indira Gandhi National Open University (IGNOU)
フェミニスト、研究者、活動家として、インド亜大陸における厳しい身分的差別と闘ってきたダリットの女性の人権と尊厳の問題に取り組んでいる。ダリットの女性知識人や学生たちによるネットワークをインド国内や南アジアで構築し、世界中のマイノリティ女性の活動家グループと連携させたいと考えている。ジャワハルラール・ネルー大学政治学科で修士号と博士号を取得し、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラ大学のResearch Excellence Program USC-India をはじめ、さまざまなフェローシップを獲得している。階級、カースト、ジェンダーに関する論文を学術誌や学術書に多数寄稿。カーストとジェンダー、インド政治、社会・政治理論、ジェンダーと法などの領域に関心を持つ。
ファン・タイン・ ドゥック/Phan Thanh Duc (ベトナム)
銀行学院経営情報システム学部 学部長|Dean, Faculty of Management Information Systems, Banking Academy of Vietnam