2017年7月19日



株式会社 明治



「第13回発育哺乳量調査」を実施し、

「明治ほほえみ」で育った乳児の発育を確認

~第53回 日本周産期・新生児医学会学術集会で発表~



 株式会社 明治(代表取締役社長:川村 和夫)は、通算で13回目となる「発育哺乳量調査」を実施し、「明治ほほえみ」で育った乳児の発育が母乳栄養児と同等であることを確認しました。この研究成果について、2017年7月16日~18日に開催された第53回日本周産期・新生児医学会学術集会にて発表いたしました。

 当社は、乳児用ミルクの栄養設計を変更した際には乳児の発育を確認することが不可欠であると考え、1972年以来、リニューアルごとに発育哺乳量調査を実施しております。今回の調査では、現行の「明治ほほえみ」(2012年リニューアル発売)の栄養設計が妥当であることが示されました。

 当社はこれからも、乳児の発育を見守りながら、乳児用ミルクの先進的な改良・開発に努めてまいります。



【内容】

■演題名:

 乳児の発育に関する追跡調査

■概要:

 2014年9月~2017年3月に、「乳児の発育および哺乳量等に関する追跡調査」を実施し、「明治ほほえみ」(※1)で育った乳児の発育を評価しました。当調査では、当社の管理栄養士/栄養士による1ヵ月健診時の栄養相談で保護者から参加同意が得られた1053名について、自記式質問紙による調査を1歳になるまで計4回実施しました。解析対象は、出生体重2500 g以上、在胎週数37週以上の母乳栄養児(※2)と「ほほえみ」栄養児(※3)とし、母乳またはミルクが主な栄養源である出生から6~7ヵ月齢まで(出生,1ヵ月,3-4ヵ月,6-7ヵ月)の個々の乳児の体重の推移を調べ、評価しました。

 評価の結果、「ほほえみ」栄養児の7ヵ月齢までの体重は、母乳栄養児の体重と同等で、有意な差がないことを確認しました。また、「ほほえみ」栄養児の体重増加は、WHOや日本の標準成長曲線に沿っていることを確認しました。これらの結果は、現行の「明治ほほえみ」の栄養設計が妥当であることを示しています。



(※1):2012年にリニューアルした「明治ほほえみ」

(※2):生後6ヵ月まで母乳のみで育った乳児

(※3):生後6ヵ月まで「明治ほほえみ」(母乳の哺乳回数が3割未満)で育った乳児





情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 明治:【7/19リリース】「明治ほほえみ」で育った乳児の発育を確認