5月24日、トルコ前首相、アフメト・ダウトオール氏が同志社大学を訪問し、本学大学院プログラム「グローバル・リソース・マネジメント(GRM)」の履修生を中心とした約20名の学生に“The Methodology of Strategic Thinking: The Case of the Middle East”というテーマで講義を行いました。ダウトオール氏は講義の中で「世界情勢は絶えず変化し、新しい政治指導者が現れています。我々はお互いを尊重し、受け入れることに重点をおいた新たな外交の在り方を模索していかなくてはなりません。ただし、世界共通の基準あるいは価値観がなければ平和構築は難しい。変化は常に新しいアイディアとともにやってくるのです。」と述べ、紛争解決のためにいかに外交が重要であるか、特に“人道主義の外交”を強調しました。