さらにボッシュは、2014年に本格的にスマート家電の分野に進出しました。インターネットを経由してモノとモノを互いに接続させる「インターネット オブ シングス」(Internet of Things、「モノのインターネット」を意味する、略称「IoT」)と呼ばれる技術を活用し、例えば太陽光発電設備を設置し、オール電化にした住宅において、電気代が安い夜間に自動で洗濯機や食洗機を稼働させ、エネルギーの効率的な利用と電気代の節約を同時に可能にする、といった使い方を提案していこうとしています。(※4)
ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディングカンパニーです。2016年の従業員数は約39万人(2016年12月31日現在)で、暫定決算によると2016年の売上高は731億ユーロを計上しています。現在、事業はモビリティ ソリューションズ、産業機器テクノロジー、消費財、エネルギー・建築関連テクノロ6ジーの4事業セクター体制で運営しています。ボッシュ・グループは、ロバート・ボッシュGmbHとその子会社440社、世界約60カ国にあるドイツ国外の現地法人で構成されており、販売/サービスパートナーを含む世界的な製造・販売ネットワークは約150カ国を網羅しています。ボッシュの未来の成長のための基盤は技術革新力であり、世界約118の拠点で5万5,800人の従業員が研究開発に携わっています。私たちボッシュ・グループはコネクテッドライフに向けたイノベーションの提供を戦略的な目標に定め、革新的で人々を魅了する全製品とサービスを通じて生活の質の向上に貢献します。つまり、ボッシュはコーポレートスローガンである「Invented for life」-人と社会に役立つ革新のテクノロジーを生み出していきます。