2017/2/24



ポルシェAG



E-ハイブリッドがパナメーラの最強モデルに

ニューパナメーラで2つ目のハイブリッドモデルがデビュー



ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:オリバー・ブルーメ)は、ジュネーブモーターショー(2017年3月7日から19日)においてパナメーラの新たなトップモデル、パナメーラ ターボS E-ハイブリッドのワールドプレミアを行います。



ポルシェは長期間にわたって高水準の性能の達成を継続しています。ニューパナメーラ ターボS E-ハイブリッドによって、プラグインハイブリッドモデルが初めてモデルラインのフラッグシップとしてデビューします。パナメーラ ターボの4リッターV8エンジンと電気モーターの組み合わせは、システム合計出力500kW/680PSの飛びぬけたパワーを発揮し、アイドル回転数を少し超えた回転域から850N・mの最大トルクを発生します。0-100km/h加速タイムは3.4秒をマークし、最高速度は310km/hに達します。4WDパナメーラのブーストプログラムは、スーパースポーツカーの918スパイダーから採用されています。平均燃費(NEDC)は2.9リッター/100kmで、新しいフラグシップ パナメーラの電気モーターのみの航続距離は50kmにおよびます。パナメーラ ターボS E-ハイブリッドは、ポルシェにとってE-モビリティが極めて重要なことを明確に示します。



V8エンジンと電気モーターを搭載したユニークなドライブコンセプト

ポルシェは、V6エンジンと電気モーターを併用するパナメーラ4 E-ハイブリッドの成功を受けて、ハイブリッドテクノロジーが大きな潜在性能を備えていることを再び実証します。パナメーラ ターボS E-ハイブリッドは、電気モーター(100kW/136PS)とV8エンジン(404kW/550PS)を組み合わせています。ポルシェ ハイブリッドモジュールに備わるデカプラーは、パナメーラ4 E-ハイブリッドと同様に、エレクトリッククラッチアクチュエーター(ECA)によって電気機械的に作動します。その結果が、素早いレスポンスと高水準な快適性の両立です。他の全ての2代目パナメーラ モデルと同様に、高速シフトの8速ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)が、標準装備されるアダプティブ4WDシステムのポルシェ・トラクション・マネージメントシステム(PTM)に駆動力を伝えます。E-パフォーマンスドライブによる0-100km/h加速タイムはわずか3.4秒をマークし、高回転域で驚異的なトラクションを発揮します。310km/hの最高速度によって、パナメーラ ターボS E-ハイブリッドはクラスの新たなベンチマークを打ち立てます。エアサスペンションを標準装備するパナメーラ ターボ4 E-ハイブリッドは、ラグジュアリーサルーンの快適性とスポーツカーの性能を兼ね備え、セグメントに独自のバランスを提供します。



電気モーターは、容量14.1kWhの水冷式リチウムイオンバッテリーによって電力供給されます。リアに搭載された高電圧バッテリーは、230V/10A電源で6時間以内にフル充電されます。パナメーラ ターボS E-ハイブリッドは、充電中に車内を冷却/暖房する補助エアコンを装備します。



スポーツカーの性能、長距離の快適性、および効率性の3-wayの組み合わせ

性能、快適性、効率性が完璧な3-wayの組み合わせを形成します。パナメーラ ターボS E-ハイブリッドは、標準装備される純粋な電気駆動の「E-パワー」モードで発進し、ゼロエミッションの航続距離は50kmに達します。アクセルペダルの設定された圧力ポイントを超えるか、バッテリー充電レベルが最低値を下回ると、パナメーラは両方の駆動システムのパワーを使用する「ハイブリッドオート」モードに切り替わります。プラグインハイブリッドモデルのプレミアムガソリンの燃料消費量(NEDC)は2.9リッター/100km(CO2排出量:66g/km)、消費電力は16.2kW/h/100kmです。



2つのホイールベースでデビュー

2代目パナメーラの新しいフラッグシップモデルは、ジュネーブモーターショー(2017年3月7日-19日)でワールドプレミアを祝った後、2017年7月に欧州でデビューし、2017年後半から日本を含む各国市場へ導入予定です。この4ドアグランツーリスモには、当初からホイールベースを150mm延長したパナメーラ ターボS E-ハイブリッド エグゼクティブも用意されます。



パナメーラ ターボS E-ハイブリッドには、ポルシェ・セラミックコンポジット・ブレーキ(PCCB)、ポルシェ・トルク・ベクトリングプラス(PTV Plus)を含むポルシェ・ダイナミックシャシー・コントロール・スポーツ(PDCC Sport)、パワーステアリング・プラス、および21インチ 911ターボデザイン軽合金ホイールが標準装備されます。ベーシックバッケージには、補助エアコン、アダプティブエアロダイナミクスエレメント、ポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)を組み込んだ3チャンバーエアサスペンションも含まれます。ロングバージョンには、リアアクスルステアが標準装備されます。



情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 E-ハイブリッドがパナメーラの最強モデルに