2017年2月3日



金沢工業大学



学生チームが「プロジェクトデザイン実践」で制作。

金沢の職人PR動画が金澤町家情報館にて放映



金沢工業大学では、学部2年次後学期の必修科目「プロジェクトデザイン実践」で制作された金沢の職人PR動画作品が金澤町家情報館(金沢市茨木町53番地)で紹介されることになりました。館内に常設されたデジタルサイネージで2月3日から2月28日まで放映されます。



 この度採用された作品は「伝統技術の伝承へ~表具~」。金沢の伝統技術のひとつである表具職人を紹介したものです。

 金沢工業大学では学生のイノベーション力育成にむけた教育の主柱として問題発見・解決型の「プロジェクトデザイン科目」を全学生必修で実施しています。2年次では前学期の「プロジェクトデザインII」で専門に関連したテーマに学生が5,6名のチームを組んで取り組み、問題の発見から解決策の創出までを行います。そして後学期の「プロジェクトデザイン実践」で、解決策をプロトタイプ(試作品)やプログラム、作品などに具体化し、評価検証して成果を発表します。

平成25年度からは文部科学省の「地(知)の拠点整備事業」の一環として、連携協定を締結している金沢市や野々市市からも研究テーマの提供を受け、毎年多くのチームが取り組んでいます。



動画作品「伝統技術の伝承へ~表具~」も金沢市から出された課題テーマの1つ「金沢職人大学校の活性化策」に対して取り組んだものです。チームは「金沢職人大学校の知名度を向上させるために何をすべきか」を考え、職人大学校で伝統技術を磨く職人の様子を見学し、町家を自分達で撮影しました。動画のストーリーは金沢市職員と意見交換をしながら作り、ナレーション、テロップも学生自身で行い、1分30秒の動画に仕上げました(映像一部は金沢市から提供されたものを取り入れて編集しています)。



情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 学部2年次「プロジェクトデザイン実践」で制作された金沢の職人PR動画が金澤町家情報館で紹介されます