alvocidibは、急性骨髄性白血病(AML)を対象とした無作為化フェーズ2試験においてPOC(Proof of Concept)を取得済みです。また、現在米国において同疾患におけるバイオマーカー陽性患者を対象としたフェーズ2試験を実施中であり、本適応について最速で2018年度の承認申請を目指しています。
Bone Morphogenetic Protein (BMP)受容体ファミリーの一つであるactivin receptor-like kinase-2 (ALK2)を阻害することによって、がんや自己免疫疾患などにより惹起される慢性炎症によって上昇する肝臓内のヘプシジンの発現を抑制し、慢性疾患に伴う貧血を改善することが期待されています。