2017年12月14日(水)



上原近代美術館



伊豆下田で「冬の名画」を味わう展覧会、『冬の情景、そして春へ』



伊豆下田の上原近代美術館では、展覧会『冬の情景、そして春へ―モネから横山大観まで―』を開催中。モネの雪景、松園の雪美人を、年末年始も毎日ご覧いただけます(会期中無休)





【展覧会 内容】

木々は葉を落とし、雪が野山を覆う冬。モネ≪雪中の家とコルサース山≫に描かれた北欧の雪山は美しい輝きを放ち、横山大観≪雪後≫には冷たく張り詰めた静寂が広がります。そして、冬の冷たい大地の下には、生命の芽吹く穏やかな春が少しずつ目覚めます。鮮やかな花が咲く安井曽太郎≪ペルシャ壺と水仙≫からは、近付いてくる春の気配が感じられるようです。

雪に閉ざされた冬から暖かい春へ。本展では、モネ、シスレー、安井曽太郎、岡鹿之助、横山大観、上村松園らが描いた冬から春の情景をご紹介します。





【概要】

□展覧会名 冬の情景、そして春へ―モネから横山大観まで―

□会  期 2016年11月30日(水)~2017年4月2日(日)

*会期中無休

*年末年始も休まず開館します

□ 会  場 上原近代美術館 第1展示室

〒413-0715静岡県下田市宇土金341

□開館時間 9:00-17:00 (入館は16:30まで)

□入 館 料 大人800円/小・中学生400円(団体20名以上10%引)

*毎週土曜日は小・中学生、高校生は無料です

□主  催 公益財団法人 上原美術館





【学芸員のおすすめ!Top3】

1.クロード・モネ≪雪中の家とコルサース山≫

モネが“フジヤマ”を重ね見たというノルウェーの雪景色。雪の斜面に反射する光を、繊細な色彩で描ききっています。



2.横山大観≪雪後≫

厳冬の雪景色を捉えた一幅。画面には冷たく張り詰めた静寂が広がる一方で、水辺を渡る冬鳥の姿が愛らしく描かれています。



3.上村松園≪初雪≫

雪が降るなか、手を袖深く引き込めた女性。傘から覗くその表情には、初雪を楽しむかのような微笑がわずかに浮かんでいます。



情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 大晦日もお正月も、伊豆下田で「冬の名画」を味わう展覧会『冬の情景、そして春へ』開催中