シュプリンガーがジャーナル「Reviews of Modern Plasma Physics」を創刊
プラズマ物理学の基礎・応用研究に関する論文を掲載
2017年、シュプリンガーはアジア太平洋物理学会連合プラズマ物理部門(AAPPS-DPP)の公式ジャーナル「Reviews of Modern Plasma Physics」(RMPP)を創刊いたします。お読みいただける各々の論文は引用可能な状態でlink.springer.com(http://link.springer.com/)上で逐次オンライン出版されます
「Reviews of Modern Plasma Physics」は、対象とする専門分野における一流ジャーナルとして認められることを目指しています。掲載するのは最先端研究に関する総説とチュートリアルで、著者は自然界・実験室プラズマに関連する基礎・応用研究を含め、プラズマ物理学の各領域で活躍する第一線の研究者です。このジャーナルに掲載される論文は質の高さはいうまでもなく、読みやすさの点でも優れています。ですから、まだプラズマ物理学に関する知識が十分でない大学院生や若手研究者にとって信頼できる参考文献となります。
菊池満AAPPS-DPP部門長は次のように述べています。「この度、大手グローバル出版社であるシュプリンガー・ネイチャーと共同でAAPPS-DPPの公式ジャーナル「Reviews of Modern Plasma Physics」が創刊される運びとなり嬉しく思っています。本ジャーナルの創刊は、宇宙空間プラズマや太陽プラズマ、アストロプラズマ、レーザープラズマ、低温プラズマ、磁気・慣性核融合の応用といった分野で活躍するプラズマ物理学研究者のコミュニティに大いに役立つことは間違いありません」