11月15日



ByteDance株式会社



中国の大手IT企業ByteDanceがStudio71 のトップクリエイターと提携



2016年11月15日、中国の大手IT企業ByteDance(主要モバイルアプリToutiaoのユーザーは6億人超え)は 、ProSieBenSat.1グループのマルチメディアマーケティング会社であるstudio71と世界的なライセンス契約を発表した。

この契約により、人気ユーチューバーのコンテンツがByteDanceのエンターテイメントビデオアプリ上で配信されることになる。 現在Studio71のクリエイターには、Vitaly Zdorovetskiy (チャンネル登録者数920万人), Epic Meal Time (チャンネル登録者数700万人), Matthew Santoro (チャンネル登録者数560万人), Tana Mongeau (チャンネル登録者数200万人), Ownage Pranks (チャンネル登録者数400万人),  Logan Paul (1300万 FB フォロワー)などのトップクリエイターたちが含まれている。

「Studio71にコンテンツ依頼したのは、世界的なクリエイターをTopBuzz及びToutiaoへ呼び込むためである。彼らは、若い世代を理解していて、 質の高いコンテンツを輩出してきた実績がある」とByteDance のSVPのTina Zhaoは語る。(Studio71: 所属するトップクリエイターの動画再生回数は毎月50億回に達する巨大マルチメディアマーケティング会社。 ベルリンとロサンゼルスに本部を置き、ニューヨーク、シカゴ、デトロイト、サンフランシスコ、トロント、ロンドン、ウィーンにオフィスを持つ。Studio71は独自のエンターテイメントプログラムを開発、作成、配信し、所有する1200以上のチャンネルのマルチチャンネルネットワークを管理する。)

ByteDance は、グローバルアプリ上で高品質のショートコンテンツを配信するクリエイターに対し、12ヵ月間で1億5000万ドルにも登る巨額の資金を投入すると2016年9月20日に発表した。

「中国市場はクリエイターに重要視されているため、中国国内の主要なニュース&エンターテイメントアプリであるToutiaoと グローバルアプリのTopbuzzを通して中国進出できるのは、クリエイターにとっても絶好の機会である。中国国内だけでなく、海外で生活する中華系の人々にもアプローチすることができる。」とStudio71のGlobal Digital DistributionのEVP、アダム・ブーアスティンは話す 。

日本市場をターゲットに、ショートビデオに特化したTopBuzz Videoを開発した。ビデオクリエイターはフォロワーを獲得し、人気クリエイターとなれば、高い広告収益を得ることができる。ユーザーは、アルゴリズムによって、ユーザーの興味に合わせて推薦されたコンテンツを楽しむことができる。今年9月24日、TopBuzz Videoはすでに公開され、現在は動画クリエイターの募集中で、クリエイターによる動画のアップロードは2017年1月から開始予定。

ByteDanceは2012年、CEO張一鳴によって設立されて以来、主要モバイルアプリToutiaoのユーザ数は6億人に達し、世界の一流IT企業までに成長した。Toutiaoのデイリーアクティブユーザーは6600万人を超え、ユーザ一ひとりあたりの1日平均使用時間は76分を超え、 中国国内ではニュース&エンターテイメントの超人気アプリとなった。

本社は北京に拠点をおき、従業員は2500人以上に達し、海外進出のため、ロサンゼルス、シリコンバレー、ニューヨークなどの主要都市にもオフィスの開設を進めている。

ByteDanceは、セコイア・キャピタルやDigital Sky Technologies (Facebook, Apple, Google, Instagram, Youtubeの投資家)などの主要投資ファンドの投資を得てきた。



情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 中国の大手IT企業ByteDanceがStudio71 のトップクリエイターと提携