2016年10月12日



日本信号株式会社



東京メトロ半蔵門線・丸ノ内線・銀座線に多言語表示を可能にした薄型情報表示システムを受注

~ホームのスペースに合わせて2種類のサイズの自動旅客案内装置を設置~



日本信号株式会社では、東京メトロの日比谷線、千代田線に続き、このたび半蔵門線、丸ノ内線、銀座線の自動旅客案内装置に、薄型、省電力の情報表示システムHALF LCD eco(ハーフエルシーデーエコ)及び、表示画面がHALF LCD ecoの半分のサイズのクオーター LCDの2種類のサイズの薄型情報表示システムを受注いたしました。



今回受注した薄型情報表示システムは、日比谷線霞ケ関駅ホームにHALF LCD eco、日比谷線神谷町駅にクオーター LCDが既に設置されています。東京メトロの各線、各駅のスペースに合わせ、HALF LCD ecoと クオーター LCDを選択し順次設置する予定です。両サイズとも、日本語、英語、中国語、韓国語と4か国語表示が可能です。東京メトロでは年々増加する海外からのお客様に、よりわかりやすい案内をめざし、行先案内表示器に液晶画面を採用し、列車の行先や発車時刻だけでなく、次の列車の現在位置や停車駅、運行情報など、より多くの情報を案内しています。 その表示装置に、この度日比谷線・千代田線に続き、半蔵門線、丸ノ内線、銀座線でも日本信号のHALF LCD ecoが選ばれました。 今後も順次各線にこのHALF LCD eco並びにクオーターLCDを展開していく予定です。これは海外からのお客様だけでなく皆様に、安心して地下鉄をご利用していただくために、東京メトロとともに取り組んでいる事業の一環です。



この薄型情報表示システムは薄型で軽量のため、構造物や支持体の負担を軽減し、安全性を高めています。画面は43インチとハーフサイズでも情報を大きく表示することで、地下の駅構内でも視認性の良さを実現しています。またLEDバックライトを使用し、低消費電力を実現いたしました。駅構内における電力コストの削減とともに、地球環境にも配慮したエコロジーな駅作りを可能にいたします。LCDならではの表示の豊かさを活かし、在線位置表示などの運行情報はもちろんのこと、地震や落雷などの災害時に「緊急情報」を表示することや、動画の再生など様々なインフォメーションを常時提供することが可能です。



<HALF LCD eco/クオーター LCDの特徴>

■一般の方やバリアフリー対策に

・液晶画面により発車時刻や行き先を大きく見やすい文字でフルカラー表示

・次の列車の現在位置をリアルなイラストで表示

■インバウンド対策に

・日本語、英語、中国語、韓国語の4か国語表示

・駅ナンバリング表示を追加



<主な仕様>

■HALF LCD ecoの主な仕様

表示媒体 LCD

表示画素数 1920×480pixel

輝度(標準値) 約500cd/m2

表示サイズ 43インチ



■クオーターLCDの主な仕様

表示媒体 LCD

表示画素数 1920×360pixel

輝度(標準値) 約500cd/m2

サイズ 19.2インチ 横2面





情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 東京メトロ半蔵門線、丸ノ内線、銀座線に 多言語表示を可能にした薄型情報表示システムを受注