またオムロンは、2016年10月4日から10月7日まで幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2016」に、「センシング&コントロール+Think」をテーマに出展。最先端のAI(人工知能)によって進化を遂げた卓球ロボット「フォルフェウス」のデモンストレーションを通じて、オムロンが目指す「+Think」による“人と機械が互いに成長する未来”を紹介するほか、「モノづくり」「ヘルスケア」「モビリティ」の各分野において、社会的課題を解決するためのオムロンの最新テクノロジーを紹介しています。
卓球ロボット「フォルフェウス」は、オムロンの技術を分かりやすく紹介する体験型デモンストレーションです。オムロンの創業80周年にあたる2013年に中国で開催したオムロンのプライベート展示会「オムロントータルフェア」に初めて展示し、日本では「CEATEC JAPAN 2014」において初公開しました。2016年モデルは、AI技術「時系列ディープラーニング」を実装し、新たにラリーのレベル判定と融和の度合いを判定できるようになり、プレイヤーの特性に合わせてロボットハンドを制御することで、より人の能力を引き出すことができるようになりました。具体的には、学習結果を基にしてラリーの最中に相手の競技レベルを上級者/中級者/初心者から瞬時に判別。相手のレベルに合わせた返球速度や返球位置の調整を、返球精度±5cmという高精度で行うことで、互いの成長を図ることが期待できます。