2016年8月31日



北海道千歳リハビリテーション大学



「北海道千歳リハビリテーション大学」が設置認可

平成29年4月に開学

「障害予防リハビリテーション」と「地域貢献」を特徴とした

新設大学が北海道千歳市に誕生します。



 「北海道千歳リハビリテーション大学」は、8月31日(水)付けで文部科学大臣より設置が認可され、正式に設置認可書が交付されました。

 これにより、北海道千歳リハビリテーション大学は、平成29年4月の開学が決定しました。



 設置母体である学校法人淳心学園は、理学療法士・作業療法士の養成校である専門学校「北海道千歳リハビリテーション学院」を22年にわたり経営しており、1,500名を超える卒業生を輩出してきました。近年、社会や時代の変化により、理学療法士・作業療法士の役割や働く場は医療機関だけでなく地域や福祉分野まで拡大しています。それらのニーズに対応できる人材を育成するため、このたび大学へと組織変更しました。



 新設する大学では、今後の社会を見据え、従来型のリハビリテーションのほかに、障害の発生予防の観点から積極的に健康増進を図る「障害予防リハビリテーション」について実践的に学び、地域社会の健康づくりに応えられる理学療法士・作業療法士を養成します。



■特徴

 全国でも先駆けとなる「障害予防リハビリテーション」を4年間通じて学んでいくカリキュラムにより、障害予防分野でも活躍できる人材の育成を目指します。



 超高齢社会に突入し、今後も高齢者人口の増加が見込まれている我が国において、健康増進や障害の予防に対するリハビリテーションは今後の医療現場で不可欠となっていきます。

 前身校の専門学校「北海道千歳リハビリテーション学院」では3年前から千歳市民を対象に「健康増進教室」や「スポーツ障害予防教室」を実施してきました(参加者の延べ人数約2,700人・平成28年8月末現在)。大学ではその取り組みをさらに発展させ、カリキュラムに導入します。



 具体的には、1年次に「健康増進障害予防概論」、2年次に「健康増進障害予防演習Ⅰ(検査測定)」、4年次に「健康増進障害予防演習Ⅱ(実践指導)」を配置します。1年次は講義で基礎を学び、2年次は演習で「健康増進教室」の参加者への検査測定や運動指導の補助を行い、4年次には予防プログラムの立案から参加者への指導までを実践し、健康増進や障害予防について深く学びます。



■大学の概要

 1 名 称  北海道千歳リハビリテーション大学

 2 学 部  健康科学部

 3 学 科  リハビリテーション学科

 4 専攻と定員 理学療法学専攻 80名

         作業療法学専攻 30名

 5 校 地  〒066-0055 北海道千歳市里美2丁目10番

 6 設置日  平成29年4月1日



■教育の理念

 学問的探究心を備え、豊かな人間性と幅広い教養と視野を持つ医療専門職(理学療法士、作業療法士)を育成すること



■教育研究上の目的

 1 保健、医療、福祉、介護の連携に対応できる人材の養成

 2 リハビリテーション医療従事者の養成ニーズへの対応

 3 地域振興・活性化への貢献



■ホームページ

 http://www.chitose-reha.ac.jp/request/



情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 北海道千歳リハビリテーション大学が設置認可 平成29年4月に開学