KYCは、すでに生コンプラントの販売および建築・土木業界向け仮設機材のレンタル等を手掛ける子会社KMIサービス(KMI SERVICE PTE LTD)をシンガポールに保有しており、また昨年11月には仮設材の生産拠点である子会社KYCベトナム(KYC Machine Industry Vietnam Co.,Ltd.)の工場稼働を開始させている。これら各社および今回の買収により、KYCグループの事業ポートフォリオの多様化とグローバル化が推進され、安定した収益確保が可能となると同時に、成長の続くASEAN地域で展開する仮設機材事業およびプラント事業のグループシナジー創出を加速させることが期待される。加えて、旧プレスコグループが同地域で展開する人的ネットワークやマネジメントシステムを活用することにより、仮設材の販売・レンタルおよび施工サービス事業をさらに拡充し、KYCグループの今後の成長を支えるグローバルな事業基盤を強化することが可能となる。