2016/06/06



宝ホールディングス株式会社



自然環境保全の推進に貢献する「公益信託タカラ・ハーモニストファンド」

平成28年度(第31回)の助成先決定



 公益信託タカラ・ハーモニストファンドは、1985(昭和60)年に宝ホールディングス(当時は寳酒造)の拠出基金(信託財産)をもとに設立され、その基金及び運用益によって自然環境保全に関する研究・活動への助成を長きにわたって続けています。31年間の助成先はのべ333件、助成金累計額は1億5973万1千円となりました。



 公益信託タカラ・ハーモニストファンドの助成先の研究・活動エリアはこれまでに45都道府県に及び、全国各地に広がっています。今後とも地域の自然環境保全に関する研究・活動への助成を通じて、自然環境保全の推進に貢献してまいります。



<2015年度助成先およびテーマ>

〇研究の部

・龍谷大学理工学部環境ソリューション工学科:

 琵琶湖水系のウナギはどこに?環境DNA分析でその分布を探る

・福島大学環境放射能研究所:

 防鹿柵の効果はいかに?なぜ地上営巣性鳥類は防鹿柵を設置しても回復しないのか

・森井 清仁(個人):

 絶滅が危惧される琵琶湖固有スジシマドジョウ2種の繁殖生態と保全手法に関する研究

・和歌山県立田辺高等学校・中学校生物部:和歌山県田辺市の変形菌類

・佐鹿 万里子(個人):外来種アライグマと在来種タヌキの競合関係解明に関する研究

・奥多摩ツキノワグマ研究グループ:

 ツキノワグマの糞に含まれる漿果種子の二次散布機構の解明



〇活動の部

・NGOさんきら自然塾:国際的な渡りと緑の回廊:

 佐田岬半島SOS生物保全プロジェクト2016

・ポレポレ自然環境観察会:

 能登半島・九十九湾周辺でのアカテガニの森づくり環境保護活動

・めぐみ野自然の会:ビオトープと雑木林の保全活動

・真庭遺産研究会:オオサンショウウオの王国を守ろう!生物多様性ツーリズム事業

 ※当リリースでは、各団体・個人の了解を得て氏名を開示しています。



<公益信託タカラ・ハーモニストファンド概要>

〇名称:公益信託タカラ・ハーモニストファンド

〇設立趣旨:緑と水に恵まれた良好な自然環境の保全および創出に寄与する。

〇委託者:宝ホールディングス株式会社

〇受託者:みずほ信託銀行株式会社

〇拠出信託財産:3億円

〇設立時期:1985(昭和60)年10月

〇主務官庁:環境省

〇事業:

・日本の緑を構成する森林、木材などの陸域の自然環境を保護するための研究・活動に対して

 助成します。

・海、湖、河川などの水域の自然環境(水棲生物を含む)を保全するための研究・活動に対して

 助成します。

・信託目的を達成するために必要と認められる普及・啓発事業をおこないます。

・その他、信託目的を達成するために必要と認められる事業をおこないます。



〇信託管理人:前田 達明(京都大学名誉教授)

〇運営委員長:八木橋 惇夫(元環境事務次官)

○運営委員:

布谷 知夫(三重県総合博物館館長)

沢田 裕一(滋賀県立大学名誉教授)

斎藤 清明(元総合地球環境学研究所教授)

鹿野 久男(元財団法人国立公園協会理事長)

遊磨 正秀(龍谷大学理工学部教授)

中尾  大輔(宝ホールディングス株式会社取締役、宝酒造株式会社代表取締役副社長)

鷲野 稔(宝ホールディングス株式会社取締役、宝酒造株式会社取締役)



URLhttp://www.takarashuzo.co.jp/environment/fund/



[お客様からのお問い合わせ先]

宝酒造株式会社 お客様相談室:075-241-5111(平日9:00~17:00)



情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 「公益信託タカラ・ハーモニストファンド」助成先決定