動画には、全国の信用金庫で働くしんきんマン、しんきんウーマン総勢12人が登場し、さまざまな職業のお客様とさまざまなシーンで、「Face to Face」と言いながらものすごい勢いで顔と顔が超至近距離まで近づきます。顔がつきそうでつかないギリギリなシーンが、とにかく明るい安村さんのネタ音楽をアレンジした曲にのせてテンポよく展開していきます。この動画を通じて、キャッチフレーズ「Face to Face」を掲げて、地域を支えるさまざまな職業のお客様を最も近くで支える“しんきん”を印象的に訴求していきます。
お互いの顔と顔が急接近した瞬間、カメラ目線で「Face to Face」と呼びかけます。漁師や庭師から、日本舞踊の師匠、自動車整備士、さらには草野球チームの監督や買い物帰りの女性まで、地域で暮らすさまざまなお客様と、満面の笑顔で顔を突き合わせるしんきんマン、しんきんウーマンたち。その中には、しんきんマンに扮したとにかく明るい安村さんも登場します。各シーンの合間にダンスを踊るシーンが流れ、ラストはメイキング映像とともに、撮影に参加したしんきんマン、しんきんウーマンの氏名がインサート。初々しい体当たり演技あり、コミカルなアクションあり、ダンスありの親近感あふれる映像に仕上がっています。
撮影のポイントは、今回の映像のみどころである「Face to Face」の部分で、いかにして相手の顔に触れるギリギリの距離まで勢いよく近づく映像を撮ることができるかでした。その撮影方法として、試行錯誤のうえ採用したのが「逆再生」です。お互いの顔を至近距離まで近づけた状態から離していく映像を撮影し、それを逆再生することで、お互いの顔が物凄いスピードで近づくダイナミックな映像が生まれました。ただ、逆再生に対応するためにすべての動きをリバースさせる必要が出てくるため、せりふがきちんと「Face to Face」になるよう口の動きを合わせたり、通行人のエキストラも後ろ歩きで歩いたりと、細部にわたって計算しつくした撮影となりました。
ジムでトレーニング中の男性にバーベル代わりに持ち上げられているしんきんマンという役どころで登場したのは、「安心してください。履いてますよ!」のネタで大人気の、とにかく明るい安村さん。ネタ中に流れるBGMをアレンジした曲とともに、アップで映し出された安村さんが「安心してください~」と呼びかけると、カットの直後の現場は、毎回大爆笑に包まれました。ちなみに、安村さんを持ち上げる相手役の男性は、往年のプロレスファンを沸かせた“破壊王”こと故・橋本真也さんの息子で、現役のプロレスラーとして活躍中の橋本大地さん。二人は初対面でしたが、あいさつしてからわずか数秒後に撮影された“Face to Face“のシーンのおかげですぐに打ち解けて、ダンスも含めて終始息ぴったりの掛け合いを披露していました。
■とにかく明るい安村さん、橋本大地さんインタビュー
今回の「Face to Face Music Video」でコンビを組んだ、お笑い芸人のとにかく明るい安村さんと、“破壊王“の愛称で親しまれた故・橋本真也さんの長男で、プロレスラーの橋本大地さんに、撮影のお話を伺いました。