モンサントは近年、重要な持続可能性の目標に対して前進をはたしました。すなわちモンサントは種子生産ビジネスにおいては灌漑効率を高め、作物保護(農薬事業)ビジネスにおいては事業活動での温室効果ガスの排出を削減しました。また、モンサントは米国魚類野生生物財団のオオカバマダラ保護基金( National Fish and Wildlife Foundation’s Monarch Butterfly Conservation Fund )と初めて提携する企業となり、オオカバマダラの保護活動を支援するために数百万ドルの提供を約束しました。
その他2015年度版報告書には以下の内容も記載されています。
・ 2020年までに作物保護(農薬事業)における温室効果ガス排出を22%減少させる:
目標の73%を達成
・ グローバルでの自社の種子生産事業全体にわたり灌漑効率を2020年までに25%高める:
目標の35%を達成
・ 農業生産者が土壌栄養分をより効率的に利用できるようにし、2020年までに米国で100万
エーカーの耕地における温室効果ガス排出を抑える
・ 2015年12月、モンサントは、種子生産事業および作物保護(農薬保護)事業全体を対象とした
独自のプログラムを利用し、農業生産者の協力を得て、事業活動での二酸化炭素の排出量を
2021年までにカーボンニュートラル(温室効果ガスを増加させない)にする公約をしました。
モンサントのサステイナビリティ報告書2015年度完全版およびその概要は、こちらwww.monsanto.com/sustainability/pages/default.aspxからご覧いただけます。当社の報告書には毎年、国連グローバル・コンパクト・コミュニケーション・オン・プログレス(United Nations Global Compact Communication on Progress)が含まれています。この報告書はグローバル・レポーティング・イニシアティブ(GIR)の第4版サステイナビリティ・レポーティング・ガイドライン(G4ガイドライン)に準拠して作成されています。また当社は初めて、2015年9月に採択された国連持続可能な開発目標(SDGs)に合わせてその取り組みを報告しています。