2016年3月15日



中央大学



「絶望から30年 日本の刑事司法に光は射したか

~逮捕されたら最後、あなたの生活は崩壊する?~」

中央大学クレセント・アカデミー 2016年度 開講記念公開講座を開催



 2016年4月9日(土)11:00~12:00、中央大学駿河台記念館(東京都千代田区)にて、本学OBである菊地幸夫弁護士を講師に、中央大学クレセント・アカデミー2016年度開講記念公開講座「絶望から30年 日本の刑事司法に光は射したか ~逮捕されたら最後、あなたの生活は崩壊する?~」を開催いたします。事前申込不要、参加費無料です。



<日時>

 2016年4月9日(土)11:00~12:00(10:30開場)

<会場>

 中央大学 駿河台記念館 281号室

<講師>

 菊地 幸夫 弁護士(第二東京弁護士会)番町法律事務所

<内容>

 我が国の刑事訴訟法も人間で言えば既に高齢者。 新憲法のもと出発した刑事訴訟法であったが、1985年には、日本の刑事司法は絶望とまで評されました。「被告人は有罪が確定するまでは無罪と推定される。」これほど法廷に空しく響き渡る法原理は他にないでしょう。そこでその原因を探りましょう。

 次に、弁護士が実際に無罪判決を獲得する為にはこんな苦労をする、というところを知って頂こうと思います。

 そして、刑事訴訟法は、被害者の地位向上、裁判員裁判制度の導入、そして今般の可視化の法制化などの手直しを加えられては来ましたが、これらは絶望から這い上がるに十分であったのでしょうか。刑事裁判実務で苦闘する弁護士が手掛けた実例も交えながら、刑事裁判の今を語ります。

 連日ニュースで取り上げられ、ドラマや小説にも登場する刑事裁判。その実像を少しでも知って頂ければと思います。

<参加費>

 無料(事前申し込み不要 ※満席の場合は立ち見となることがあります)



(参考)

◆中央大学クレセント・アカデミー

 クレセント・アカデミーは、オープンカレッジ構想のもと、在学生と市民の共学の場として、本学の教室や体育施設等を利用し、誰もが参加できる各種講座を開講することを主たる事業として始まりました。現在は多摩キャンパスだけでなく、駿河台記念館も利用して、講座を開講し、広く生涯学習やキャリアアップの場としてご活用いただいております。

http://www.chuo-u.ac.jp/usr/crescent/(中央大学公式WEBサイト)



<本件に関するお問い合わせ>

 中央大学クレセント・アカデミー事務室

  TEL:042-674-2267



情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 中央大学クレセント・アカデミー 2016年度 開講記念公開講座を開催