この数十年で、私たちは、障がい者についてのさまざまな情報に触れる機会が増えました。その一方で、言葉を持たない彼らの想いや叫びに触れるチャンスは、ほぼないのかもしれません。『2016 BE ALIVE展』は、彼ら一人ひとりの声を、熱を、いのちを伝えたいという想いから開催する展覧会です。これをきっかけとして、障がいを持つ方や取り巻く環境、看護や介護に携わる方々への認識を深めたり、距離を縮めたりしてほしい。そして、なにかを受け取っていただけたら、さらに、そこからなにかが見えてきたら、とてもうれしく思います。どうか一歩前へ、近づいてみてください。