2016年2月4日



タワージャズ



タワージャズ、Maxim Integrated社の米テキサス州サンアントニオにある 製造工場の取得手続きを完了



グローバルスペシャルティファンドリリーダーのタワージャズは、以前、発表されていた米テキサス州サンアントニオにあるMaxim Integrated社(NASDAQ:MXIM)の8インチファブの取得手続きを完了したと発表しました。この買収により、タワージャズが現在グローバル展開している生産能力が拡張され、1か月あたり約28,000枚のウェハの生産増を優れた費用対効果で実現します。この生産能力の拡張は、現在および今後予想されるお客様からの強い需要に対応するためのものです。



本取引の一環として両社は、タワージャズがサンアントニオ工場でMaxim社向け製品を製造する15年間の長期供給契約も締結しました。この製造は、他社製品を徐々に生産可能にする範囲でおこなわれます。すでに発表された通り、Maxim社への支払はタワーセミコンダクター(TSEM)の完全希薄化後普通株式の約3%にあたる約4千万米ドル相当の普通株式約330万株によりおこなわれました。これは、NASDAQ TSEM株式の直近15営業日における終値の平均値を基に算出されたものです。



タワージャズのCEOであるRussell Ellwanger氏は次のように述べています。「私たちは、Maxim社の承認を得て当社の強い需要があり、生産数量の多いプロセスフローをすでに検証しており、サンアントニオ工場のエンジニアリングと生産が傑出した人的能力を有することを確認しています。サンアントニオの従業員の皆さんが当社に加わったことをとても嬉しく思っています。これはタワージャズファミリーにとってすばらしいことです。私たちは業務の実施に万全を期し、お客様の成功と会社の成長を引き続き推進していきます」



Maxim社の技術・製造グループ担当上級副社長であるVivek Jain氏は次のように述べています。「当社には、独自のプロセステクノロジーを管理し、サンアントニオの従業員に対する責任も共有できるような信頼に足るパートナーが必要でした。タワージャズにはMaxim社との取引に実績があり、雇用に関する信念も当社と同様なので、今回の件は自然な流れでした。今後も両社のパートナーシップが継続していくことを期待しています。この契約によって、当社は引き続きお客様をサポートすると共に、オレゴン州にある当社ファブの活用を強化し、製造の柔軟性を向上させていきます」



予告: タワージャズは2016年3月8日、テキサス州サンアントニオで、投資家とアナリストの皆様に向けたイベントを開催します。詳細は追って発表される予定です。



情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 タワージャズ、Maxim Integrated社の米テキサス州サンアントニオの製造工場の取得手続きを完了