ヴィッカリー氏は、昨年、米国の有権者1億9,000万人の個人情報流出を突き止めたほか、さまざまなブランドがインターネット上に保有する個人情報管理システムの脆弱性を報告したこともある世界的にも著名な研究者です。クロムテックは、本年1月に開催された2016年CESミーティングでヴィッカリー氏とパートナーシップを結んだことを発表しています。今後、ヴィッカリー氏は、クロムテックのMacOS向けセキュリティー・サービス「マックキーパー」のセキュリティー監査や潜在的脅威の検出をサポートし、脆弱性に対する最善のソリューションに関して提言する予定です。クロムテックでは、同時にセキュリティーブログ「Security Watch with Chris Vickery」も開設します。本ブログでは、ヴィッカリー氏が新たなセキュリティーやデータ侵害に関するレポートだけでなく、企業ユーザーや個人ユーザーを対象にセキュリティー対策をご紹介します。
マックキーパーは2010年5月に発売されたMacOS向けのセキュリティー・サービスです。2014年3月にリリースされたマックキーパーは17種類の高度なMacユーティリティツールと Human Inside(スタッフによるヘルプ機能)を備えています。このサービスは、一般のカスタマーサポートやコールセンターモデルと異なり、技術担当者と24時間年中無休で直接連絡の取れる機能がソフトウェアインターフェースに組み込まれており、ユーザーはお客様サポートセンター等の電話番号やメールアドレスを調べることなく、サポートを受けることが可能です。マックキーパーについての詳しい情報は、http://www.mackeeper.jpをご覧ください。