立教大学は、2003年度に矢作(やはぎ)町生出(おいで)地区において正課外教育の一環として「林業体験プログラム」をスタートし、陸前高田市との交流が始まりました。東日本大震災の発生を受け、2011年4月に「東日本大震災復興支援本部」を設置。5月には、同市を重点支援地域に指定し、2012年に同市と連携・交流協定を締結しました。これまでに学生ボランティアに加え、スポーツ分野での交流プログラム、学部や留学生による復興支援プログラム等、のべ1,000名を超える学生が同市を訪問しました。そして、2015年10月に発表した中長期ビジョン「RIKKYO VISION 2024」において、3つの「バリュー(行動指針)」の一つである「Lead for Learning(自分を拓く)」のアクションプランとして「陸前高田サテライトキャンパス」の開設を掲げ、息の長い交流を支える拠点の整備を構想しました。