2015/11/24



株式会社 毛髪クリニック リーブ21



開発中の『頭皮冷却装置』治験機器試作機を

日本乳癌学会にて初展示出展



がん化学療法に伴う脱毛解決(予防軽減)のための医療機器を

大阪をはじとする国内企業と共同開発中



第13回日本乳癌学会近畿地方会(11/28開催)

第12回日本乳癌学会関東地方会(12/5開催)両会場で展示



株式会社 毛髪クリニック リーブ21(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:岡村勝正、以下リーブ21)は、治験開発中の『頭皮冷却装置』の試作機を「第13回日本乳癌学会近畿地方会」(11/28 大阪国際会議場)、および「第12回日本乳癌学会関東地方会」(12/5 大宮ソニックシティ)において初めて展示出展いたします。



『頭皮冷却装置』は、抗がん剤を投与する際に、冷凍液が循環する特殊なキャップをかぶって頭皮を冷却し、毛細血管を収縮させることで頭皮部への不必要な薬剤の循環を防ぎ、脱毛を低減させることを目的とした装置です。



海外では同様の機器がすでに製造・販売されていますが、キャップが欧米人の頭部形状に適合した使用になっているため、効率的に頭皮を冷却できないケースや、筐体のサイズや操作性など国内医療機関におけるニーズにマッチしていない場合があります。そこでリーブ21では、大阪をはじめとする国内の製造業社と共同で、日本人の頭部形状に適合したシリコンキャップの製作や、筐体の小型化、簡易な操作性など国内での需要にマッチする機器の開発に取り組んでおります。



これらの取り組みは、2012年には経済産業省の「平成24年度課題解決型医療機器等開発事業」に採択され、2013年には大阪市より「大阪トップランナー育成事業(平成25年度第4回)」に認定いただきました。現在では国内での病院で臨床試験を開始しており、エビデンス取得を目指している段階です。



抗がん剤治療における脱毛は、男性はもちろんのこと、女性においては根深い心の悩みとなり、外出時に帽子やウィッグが手放せない方が数多くいらっしゃいます。中でも、乳がんは女性が最もかかりやすいとされ、髪を大事にされている多くの女性が脱毛に悩んでおられます。リーブ21では、“脱毛に悩む全ての方たちに喜びと自信を取り戻すこと”を使命とし、「発毛」を通じて社会に貢献する企業であることを目指します。



情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 開発中の『頭皮冷却装置』治験機器試作機を日本乳癌学会にて初展示出展