2015年11月25日



富士ゼロックス株式会社



クラウドサービス「Working Folder Plus」でより安全な文書の共有・配信環境を実現

―「Working Folder」に文書暗号化(IRM)機能を搭載ー



富士フイルムグループの富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区、社長:栗原 博)は、ドキュメント共有を支援するクラウドサービス「Working Folder(ワーキングフォルダー)」に、新たに文書暗号化(IRM*1)機能を搭載、さらに利便性を高める機能を強化した、「Working Folder Plus(ワーキングフォルダープラス)」を、本日より提供開始いたします。



◆文書暗号化(IRM)機能に対応

従来の「Working Folder」はアクセス権の設定、IPアドレスによるアクセス制限、文書をダウンロードすることなくモバイル端末で閲覧できる「あんしんドロワー」などの機能により、社内外関係者とのセキュアな文書共有が可能でした。「Working Folder Plus」はさらに文書暗号化(IRM)機能に対応し、機密性の高い文書などをよりセキュアに共有することが可能になりました。

文書ファイルを、「DocuWorks Desk*2」上の「Working Folder Plus」の暗号追跡ドロワーにドラッグ&ドロップするだけの簡単な操作で文書を暗号化*3し、共有・配信することができます。暗号追跡ドロワーに登録した文書は指定したユーザーごとに「閲覧」「転記」「印刷」の操作制限が可能で、ダウンロードされた暗号化文書を、いつ誰が「閲覧」「印刷」したかなどを、管理画面で追跡・確認することができます。

操作制限の設定は暗号追跡ドロワーへの文書登録時だけでなく、ダウンロードされた暗号化文書に対しても後から変更が可能で、ダウンロード後に閲覧禁止の設定を行うことで、情報漏えいを防ぐことも可能です。

また、ダウンロードされた暗号化文書はオフライン環境でも安全に参照することができ*4、ネットワークに接続できない環境での利用にも対応しています。



◆利便性を高める機能を強化

作成可能なドロワー数を従来の10*5から最大500にまで増やし、「DocuWorks Desk」からアップロードできるファイルサイズの上限を500MBから1GBへ拡大しました。また、Working FolderのIDを持たないユーザー向けに、メールで通知したURLから特定の文書にアクセスできる期間を1週間から最大30日間へ拡張するなど、ドキュメント共有における利便性を高めました。



*1:Information Rights Management(文書ファイルを暗号化し、閲覧や編集などを管理・制限したり、操作履歴を記録したりすること)

*2:紙と電子を一元管理できるソフトウェア「DocuWorks」を操作するユーザーインタフェイス

*3:暗号化できるファイルフォーマットはDocuWorks文書のみ

*4:暗号化された文書を開く際に、ID/パスワードで認証を受け(ネットワーク経由でWorking Folder Plusで認証される)、閲覧後、24時間は文書の閲覧が可能。PCからログオフもしくは24時間を過ぎると、ネットワークへの接続が再度必要。

*5:基本サービス契約時



情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 クラウドサービス「Working Folder Plus」でより安全な文書の共有・配信環境を実現