2015年10月29日



株式会社タニタ



室内環境の状態を発光色・音声・表示で通知して

快適な住空間づくりをサポート

コンディションセンサー「SIRACEL(シラセル) TT-556」を

11月1日に発売



健康総合企業の株式会社タニタ(東京都板橋区前野町1-14-2、社長・谷田千里)は、室内環境の状態をセンシングし、快適な住空間づくりをサポートするコンディションセンサー「SIRACEL(シラセル) TT-556」を11月1日に発売します。からだが室内環境の変化を感じる前に「季節性インフルエンザ」「熱中症」「カビ・ダニ」「食中毒」の四つが発症・発生しやすい注意環境を検知して発光、表示するほか、その対策方法と合わせて音声で通知する「お知らせ機能」を搭載したのが特徴です。室内環境の状態をいち早く把握して改善することで、健康管理に役立てることができます。カラーはアイボリー、ブラウンの2色で価格はオープン。小さな子どもを持つ女性や高齢者をメーンターゲットに初年度2万台の販売を計画しています。



11月から2月にかけて季節性インフルエンザの流行時期を迎えます。昨冬の2014/15シーズンでは、全国で約1447万人がインフルエンザで受診したと推計(国立感染症研究所調べ)されており、過去3シーズン中で最多となりました。中でも小児や高齢者は重症化しやすく、5歳未満と70歳以上がインフルエンザによる入院患者の大半を占めています。季節性インフルエンザの予防には、住空間の湿度に気を付け、適正な状態に維持することが重要です。しかし、からだが環境の温度や湿度の変化を感じるには、タイムラグがあるといわれており、「のどが痛い」などの自覚症状が出て初めて湿度が低いことに気づき、対策が遅れるということが起こりがちです。これは季節性インフルエンザの予防だけでなく、熱中症や、カビ・ダニ、食中毒の対策においても同様のことがいえます。快適で健康的な住空間をつくるには、感覚だけに頼らず、温度や湿度といった環境の状態を正確かつリアルタイムに把握することが重要になります。



今回発売するシラセルはその名の通り、使用者が自覚する前に室内環境の状態を多様な方法で通知します。具体的には、温度と湿度を表示するだけでなく、その関係から本体上部が季節性インフルエンザの場合は「青色」、熱中症の場合は「赤色」、カビ・ダニの場合は「紫色」、食中毒の場合は「緑色」に発光して、それぞれが発症・発生しやすい環境になっていることを通知。使用者に注意喚起を促すとともに、「温度と湿度を下げましょう」などその対策方法を音声でアドバイスします。デザインにもこだわりました。曲線を生かしたやわらかな印象を与える形状としたほか、環境変化を知らせる発光部分がどの角度からも確認できるようにしています。また、表示画面を見なくても発光色と音声で環境の状態を把握できるため、液晶画面はあえて背面に配置して、住空間に溶け込むナチュラルな商品に仕上げました。大きさは縦99mm、横99mm、高さ118mmで、重さは189g(電池含む)。



一般的な温湿度計は、使用者が「のどが痛い」「肌が乾燥してきた」など、環境変化を体感したときに現在の温度や湿度を確認する「プル型」の商品です。シラセルはこれとは逆に、使用者が変化を意識する前に先取りして注意環境とその対策方法を通知する、これまでにない「プッシュ型」のコンディションセンサーとなります。タニタでは、「住空間から健康になる」という新たな健康提案により、市場の深耕を図っていきたいと考えています。





情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 コンディションセンサー「SIRACEL(シラセル) TT-556」を 11月1日に発売