2015年9月29日



九州高圧コンクリート工業株式会社



畜産農家の方、必見!吸込んだ水を大気中に放出して、

水分量を抑える画期的な水分調整材、誕生。



 九州高圧コンクリート工業は、畜産農家向けにおがくずなど家畜の敷床材に混ぜて使用することで、床をカラッと乾燥、合わせて除菌・脱臭を行う、水分調整材「床カラッと」を発売します。本商品は、おがくずの含水量を抑えることで敷床材の使用期間を伸ばし、経済的で衛生的な環境を提供します。



【商品の特長】

1.高い吸水性・調湿性

 「床カラッと」は、セメントを固まらないように処理*1したもので、吸水性が高く、空気中の水分を吸ったり、吐いたりする調湿機能をもっています。(図1)これをおがくずと混ぜて使用することで、おがくずの水分を吸い取り、大気中に放出するため、おがくずの水分量が抑えられ(図2)、床材として使用するおがくずなどの取替え期間が伸びます。

 おがくずは、バイオマス発電の原料として需要が伸びており、確保が難しくなるとともに価格が高騰しているため、おがくずの使用期間が伸びることで費用の削減ができます。

2.除菌・脱臭力

 「床カラッと」は弱アルカリ性(pH10)です。おがくずに少量(おがくず重量5%程度)を混ぜて使用しますが、pHが高い状態を維持(図3)するため、おがくずに含まれる雑菌の繁殖を抑えます。また、脱臭性能(図4)が高く臭いも半減出来ます。

3.堆肥の発酵促進

 使用したおがくずは糞尿と共に堆肥化されますが、「床カラッと」自体が発酵助剤として利用できますので、堆肥化が促進されます。また、出来た堆肥の植物への安全性は、植物への影響度をみる植害試験を行い確認しています。「床カラッと」は、主成分がカルシウムとケイ素であり、石灰質肥料の基準を満たしています。



【用途】

 ・繁殖農家で仔牛育成ハッチの敷床材(おがくず)の乾燥・除菌

 ・肥育農家で敷床材(おがくず)の乾燥・除菌・脱臭

 ・酪農家でフリーバーン牛舎の乳房炎予防

 ・牛・豚・鶏の堆肥化時の水分調整・発酵促進と脱臭



【使用方法】

牛床のおがくずなど敷床材に混ぜる場合

 床面積20m2当たり1袋(20kg)をおがくずの上からばら撒きます。(おがくず1m3に10kgが目安)

 「床カラッと」はおがくずと混ぜて使用します。直接撒くと濡れた場合、滑りやすくなります。

堆肥に使用する場合

 堆肥重量の3~10%程度をストックしてある糞の表面にうすく散布し、切替して混ぜてください。

 堆肥化に最適な含水率70%を目安に増減して下さい。

*1 特許第5185754 、*2 自社で測定 、*3,4 佐賀大学での実証試験結果(2014年度)



【商品概要】

商品名 :床カラッと  容量・荷姿:20kgポリ袋     価 格:オープンプライス

販売地域:九州内

販売先 :JA北九州くみあい飼料(株)、新ケミカル商事(株)、(有)坂本石灰工業所



情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 畜産農家の方、必見! 吸込んだ水を大気中に放出して、水分量を抑える画期的な水分調整材、誕生。