2015.9.8



日本映画放送株式会社

スカパーJSAT株式会社

株式会社ビーエスフジ



スカパー!×時代劇専門チャンネル×BSフジ オリジナル時代劇新シリーズ共同制作決定!!

【藤沢周平 新ドラマシリーズ】

仲代達矢・檀れい・中村梅雀・北大路欣也



日本映画放送株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杉田成道)が運営する時代劇専門チャンネルと、スカパーJSAT株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:高田真治)、株式会社ビーエスフジ(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮内正喜)は、放送局の垣根を越えて、三社共同で藤沢周平原作のオリジナル時代劇4作品を『藤沢周平 新ドラマシリーズ』として制作・放送することに決定いたしました。



時代劇専門チャンネルは、スカパー!の協力を得て、2010年より池波正太郎の原作を基にオリジナル時代劇を制作して参りました。この度、さらなるオリジナル時代劇の可能性を追求し、BSフジの協力も新たに、池波正太郎と並ぶ時代小説の大家・藤沢周平の原作を新たなオリジナル時代劇シリーズとして4作品を制作・放送いたします。

原作は、1970~80年代に藤沢周平により執筆された短篇「果し合い」「遅いしあわせ」「冬の日」長篇「三屋清左衛門残日録」の4作品。江戸時代の人々の哀歓とぬくもりが抒情豊かに描かれるこの4作品の主演には、仲代達矢、檀れい、中村梅雀、北大路欣也といった豪華キャストが集結。

そして、監督は日本のドラマの金字塔ともいえる「北の国から」を演出したテレビドラマ界の巨匠、杉田成道。さらに、日本映画黄金期を代表する監督のひとり溝口健二に師事し、映画「座頭市 二段斬り」、テレビ時代劇「鬼平犯科帳」などを監督、時代劇を知りつくした名匠、井上昭。最後に、「剣客商売」最新作(主演:北大路欣也)の演出など数多くの時代劇を手掛け、今後の時代劇を担う監督として注目される山下智彦。この三名が藤沢周平原作の時代劇をドラマチックに映像化します。2016年春に放送を予定している「三屋清左衛門残日録」では、4Kカメラによる撮影、4Kチャンネルでの放送を実現します。



■第一弾「果し合い」日本映画界のレジェンド仲代達矢が主演!

『藤沢周平 新ドラマシリーズ』記念すべき第一弾を飾るのは「果し合い」。主演は、戦後の日本が誇る俳優であり、巨匠・黒澤明監督作品をはじめ、日本を代表する映画に多数主演する一方、自らが主宰する「無名塾」でも精力的に舞台活動を行う仲代達矢。82歳を迎えてもなお見せるその圧倒的な存在感。また、本作を手掛ける監督・杉田成道の実写作品に仲代達矢が出演するのは「優駿」(88年)以来約27年ぶりになります。さらに、音楽は、クラシック、ジャズなど現代音楽を抱合したスタイルを持ち、映像作品ではNHKスペシャル「映像の世紀」、「最後の忠臣蔵」(10年)、「蜩ノ記」(14年)なども手掛けた加古隆が担当。

藤沢周平 新ドラマシリーズ「果し合い」は、BSスカパー! にて、2015年10月31日(土)午後3時/よる7時に放送。

※加古隆の「隆」は旧字体



●「果し合い」あらすじ

庄司佐之助は、兄が家督を継いだ庄司家の部屋住みとして生涯の大半を過ごした。いわゆる厄介者である。そんな彼の相手をし、面倒をみるのは甥の娘、美也のみ。ある日、美也は大叔父である佐之助に自分の縁談の相談を持ちかける。想う相手に嫁ぎたいが、両親は家柄の良い男を押しつけるのだと。結局断りはしたものの、怒った縁談の相手は、美也が想いを寄せる男に果し合いを申し込む。それを聞いた佐之助は、美也の窮地を救うため刀を手にする…。



情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 スカパー!×時代劇専門チャンネル×BSフジ オリジナル時代劇新シリーズ共同制作決定!!