カットの準備と男の子のカットのコツ






小さいお子さんがいる場合、髪の毛のカットはどうしていますか?



最近では、子供専用の美容院も増えてきていますね。



小学生くらいになってあーしたいこーしたいと言われる前は、節約にもなるので是非ママカットで通してみませんか?



コツをつかめば思ったよりも簡単に切れるようになります。男の子と女の子に分けて切り方のコツなどをご紹介していきます。



まずは切る準備




まずは、髪を切る準備をしましょう。道具がなければ始まりません。すべて家にあるものや100円ショップで売っているもので揃いますよ。



髪の毛全体を切っていくので、床に新聞紙やレジャーシートなどを敷いて切った髪の毛の後片付けが簡単になるようにします



そして、切った髪の毛が子供の洋服や体につかないようにケープをつけます。100円ショップで売っている物で十分ですし、カッパなどでも代用できます



ママが切りやすい体勢になるように、お子さんは立ったままでも椅子に座っても構いません。



あとはコームとハサミとスキバサミを用意すれば完成です。こちらも100円ショップですべて購入することができます。



できれば髪専用のハサミを用意しましょうコームはブラシではなく櫛型の物です



そしてポイントは、時間をかけずにぱぱっと切ることです。子供はじっとしているのが苦手です



切ってる最中に動き出したらとても危険です。飽きる前に切り終わるようにしたいものです。





男の子のカットのコツ


まずは男の子のカットの説明をします。髪の毛が短いからすぐに伸びるので、ぱぱっと切れたら嬉しいですよね。



最初は襟足








まず最初に耳から襟足の部分を切ります。まずはコームで梳かして毛流れを整えます。



切る部分を捻ってから切っていくとカットラインが自然になります。またスキバサミを使って切れば、同じように仕上がります。



頭の中心は垂直に




そして、頭の中心は頭に垂直になるように毛束を引いて、捻って切るかスキバサミで切ります。この部分が一番長さがあるようにするため、切りすぎに注意しましょう



頭の上と下の長さを切ったので、そこがつながるように毛束を床に垂直になるようにひっぱり、残っている髪を斜めに切っていきます



次はもみあげ




次はもみあげ部分です。逆三角形を意識して切っていくようにしましょう



前髪




そして、前髪の長さを決めます。前髪も捻って切るかスキバサミで切るようにします。



残りの部分は、前髪と頭の中心部分へつなげて切っていくようにします。



切り残しの部分がないかチェック




最後に切り残し部分がないかを確認して終了です。襟足などの産毛は、剃刀などで剃ってあげるとより綺麗な仕上がりになります



ケープを取る前に、頭に残っている髪の毛をしっかり払うようにしましょう。



できればカット後にすぐシャンプーすると細かい毛が散らばることを防ぐことができます。



はじめっから上手にできる人はいません。何度も切っていくうちに知らない間に上手になるので、とにかくチャレンジすることが大切です



動くことが心配の場合は、お気に入りのDVDを見せながらカットするとじっとしてくれる時間が延びるかもしれません



顔や頭の近くで刃物を使うので、注意に注意を重ねて行うようにして下さい。





女の子のカットのコツと誤魔化す方法






次は女の子のカットを説明します。準備は男の子と全く同じです。



女の子の場合は、綺麗にまっすぐに切れるようになるとそれだけでも十分カットができてしまいます。



まっすぐに切るポイント




まっすぐに切るポイントは、髪の毛の梳かして人差し指と中指で挟む時に力を入れずに挟むようにします。



そして、床と平行になるように髪を押さえます。



力を入れて挟んでしまうと、その毛束のあちこちにかかる力が変わってきてしまうのでまっすぐに毛束を持てていないことになります。



なので、まっすぐに切ったつもりでもガタガタになってしまうのです。櫛で梳かしいているのと同じようなテンションで引っ張るのが正解です



ですから、引っ張るという認識はせずに、押さえると思っていたほうがいいかもしれません。



前髪を作る場合




前髪を作る場合は、前髪部分を三角に取り分けて作ります。底辺が前髪のカット部分になります。前髪以外の髪はピンなどで留めてから切るようにします



パッツンにしたければまっすぐ切るように、自然がよければスキバサミで切りましょう。



後ろと横の髪も全体的に揃える様にして切れば、それだけで女の子は十分可愛く仕上がります。



前髪はあえて短くオンザ眉毛にするのが流行っていますし、まっすぐではなくラウンドさせて小顔効果が期待できる切り方もお勧めになります



女の子の場合、長さがあれば結んだりすることも多くなるでしょうから、そこまで後ろは神経質になって切ることはありません。



前髪は集中して切るようにしてみて下さい。もし前髪が失敗してしまった場合は、可愛いピンで前髪を留めて伸びるまで待ちましょう。



女の子の方が男の子よりもカットは簡単です。多少失敗してしまっても、すぐに伸びます。





ママとのいい触れ合いになります






ヘアカットもママとの触れ合いになりますし、失敗もいい思い出になります。



始めだけ準備する物を用意すれば、もうお金は一切かかりません。親バカ上等で、可愛い子供をより可愛くしてみて下さいね。(執筆者:小祝 可奈子)



情報提供元: マネーの達人
記事名:「 【子供のヘアカット】素敵に仕上がる「コツ」を元美容師が伝授します