日本国民の三大義務といえば、「勤労の義務」、「教育を受けさせる義務」、「納税の義務」で、マイカーを持っている人は、自動車税の納税の義務があります。
義務なので致し方ありませんが、同じ納税をするならできるだけ納税者にとってお得な納付方法を選びたいものですね。
そこで今回は、自動車税のお得な納税方法について紹介します。
自動車税のお得な納付方法
(1) クレジットカード払い
公金払い専用サイトにアクセスをして、そこで納付書の情報を入力するとクレジットカード払いが可能です。
手持ちの現金がなくても、カードの引き落とし日までにお金を準備すればいいので、キャッシュフローに余裕が生まれます。
(2) コンビニで電子マネー払い
納付場所はコンビニのレジで、電子マネーを利用することによって自動車税の納付ができるコンビニが一部あります。
クレカのポイントが貯まる公金払い専用サイト
主な公金払い専用サイトには、「Yahoo!公金払い」「エフレジ」がありますが、いずれもカンタンに納付できます。
今回は、「Yahoo!公金払い」で自動車税の納付をする流れを見ていきましょう。
専用サイトを使った納付の流れ
(1) 自動車税の納付書を用意し、サイトにアクセスする
(2) 注意事項を確認して、「確認して次へ」ボタンを押す
(3) 納付情報(年度、課税番号など)を入力し、「次へ」ボタンを押す
(4) 支払情報(カード番号、有効期限など)を入力し、「次へ」ボタンを押す
(5) 入力内容を確認し、「支払う」ボタンを押す
カード払いのメリット
カード払いには以下のようなメリットがあります。
(1) 実際の引き落としまでの猶予がある(リボ払い専用カードならリボ払いも可能)
(2) カード会社のポイントが貯まる
(3) Yahoo!JAPAN IDでログインすれば、Tポイントを支払いに利用できる
注意点
ただし、以下のような点には注意しましょう。
(1) 自治体により300円程度の決済手数料がかかる
(2) 納税確認に2週間程度かかるため車検間近の人にはおススメできない
(3) 納付後の変更や取り消しは納付先の自治体に相談を
(4) 納付期限を過ぎると利用できない場合もある
(5) 取り扱いのない自治体もある
カード払いにおすすめのクレカは
専用サイトを使った納付でおすすめのクレカは、以下のカードです。
(1) P-one Wiz
納税で1%分のキャッシュバックに加え、貯まったポイントを0.5%分のTポイントに交換できます。
貯まったTポイントは公金払いの支払いにも使えますし、万が一お金を用立てられなさそうであればリボ払いにもできます。
(2) エポスゴールドカード
このカードには「選べるポイントアップショップ」という制度があり、「Yahoo!公金払い」を選択すると、ポイント還元率が0.5%→1.5%にアップします。
全国のセブンイレブンとミニストップで利用可能な電子マネー納付
もう一つのお得な納付方法は、電子マネーを使った納付です。
電子マネー納付の流れ
(1) 納付書と電子マネーを持って、セブンイレブンまたはミニストップのレジへ行く
(2) スタッフに納付書を渡し、「電子マネー払いで」と伝える
(3) カードリーダーにタッチして支払い完了
電子マネー納付のメリットと注意点
電子マネー納付には以下のようなメリットがあります。
(1) 専用サイトを使った納付より簡単
(2) 手数料がかからない
(3) 24時間365日納付できる
(4) 多くの自治体の納付書に対応
ただし、以下のような注意点もあります。
(1) セブンイレブンでは「nanaco」、ミニストップでは「WAON」しか利用できない
(2) 電子マネー利用時のポイントは貯まらない
電子マネー納付におすすめなクレカは
電子マネーを使って納付をするのにおススメなクレカは、以下の通りです。
(1) イオンカードセレクト
WAONへのチャージでポイントが貯まる、数少ないクレカの1枚です。
WAONへのオートチャージで、0.5%分のポイントが貯まります。
(2) リクルートカード
nanacoへのチャージでポイントが貯まるクレカの中で、最高還元率です。
ポイント還元率は1.2%と、電子マネーへのチャージでは目減りもしくはポイント付与しないクレカが多い中、満額の1.2%分のポイントが付きます。
自動車税の納付期限は5月31日で、納付期限を過ぎると延滞金が発生します。
せっかくのお得分も延滞金で吹っ飛んでしまいますので、くれぐれも納付期限内に支払いましょう。(執筆者:角野 達仁)
情報提供元: マネーの達人