ショッピングモールなどでは、家族など複数で行っても、それぞれが手軽に好きな食事ができる便利なフードコートが賑わっています。



中でも人気なのはうどん屋などリーズナブルに食事がとれる店で、昼どきともなれば長蛇の列ができることも多いのではないでしょうか。



今回、フードコートでよく見かける、人気のうどんなどの麺類を、株主優待で食べることができる銘柄をご紹介したいと思います







株価他数値は、5/8現在のYahoo!ファイナンスの株価をもとに算出しております。株式購入時には最低購入金額のほか、証券会社の手数料が別途かかります





丸亀製麺(トリドールホールディングス 3397)






≪画像元:丸亀製麺




皆様もご存じのとおり、セルフで讃岐うどんを食べられる人気のチェーン店として、街道沿いの路面店やショッピングモールのフードコートなど積極的に店舗を展開しています。



丸亀製麺を運営しているのは「トリドールホールディングス」という企業で、発祥は兵庫県での焼き鳥屋さんなのだそうです。うどん屋さんでないとは意外ですね



丸亀製麺では、毎月1日は「釜揚げうどんの日」ということで、釜揚げうどんがいつもの半額になるサービスデーもありますので、よりお得にうどんを食べることができます。



トリドールホールディングスでは株主優待を実施しており、保有株数に応じて下記のように割引券がいただけます。



1枚100円ですので、「かけうどん小」といった少額のメニューでの支払い時にも使用することができ、利便性が高いです



前述の「釜揚げうどんの日」でも株主優待券が利用できるのがうれしいですね。

 

【株価】2,743円



【最低購入金額】27万4,300円(100株)



【PER】 21.62  

【PBR】 3.68  



【権利確定月】 9月末



【配当】 24.00円/年



【配当利回り】 0.87%



【株主優待】 

100株以上保有で2シート(2千円相当)

500株以上保有で6シート(6千円相当)

1,000株以上保有で10シート(1万円相当)



※1シートは100円券10枚綴り





はなまるうどん(吉野家ホールディングス 9861)






≪画像元:はなまるうどん




こちらもセルフで讃岐うどんが食べられる人気の店舗です。



現在でこそ関東地方でも一般的になった讃岐うどんですが、この「はなまるうどん」が最初に進出したことで認知度が高まったような印象があります。



私事ですが、昔、香川出身の友人に「うどんにしょうゆをかけて食べる」と言われたときは、頭の中が「??」となったものです。



お味のほうも、先日頂いた際には、麺がやや太く食べごたえがあり、のどごしもつるんとしていて、以前よりおいしく感じました。



はなまるうどんを運営しているのは「吉野家ホールディングス」で、皆様ご存じ、牛丼チェーン店の「吉野家」を展開している企業であり、この「はなまるうどん」の他、持ち帰り寿司の「京樽」なども運営しています。



吉野家ホールディングスでは株主優待を実施しており、保有株数に応じて下記のように割引券がいただけます



優待+配当利回りが4%を超えるため、人気の高い株主優待です。こちらも1枚300円の割引券ですので、少額の支払いにも便利ですね。



【株価】 1,845円



【最低購入金額】 18万4,500円(100株)



【PER】 57.23  

【PBR】 2.10



【権利確定月】 2月末・8月末



【配当】 20.00円/年



【配当利回り】 1.08%



【株主優待】 

100株以上保有で300円サービス券×10枚(3千円相当)

1,000株以上保有で300円サービス券×20枚(6千円相当)

2,000株以上保有で300円サービス券×40枚(1万2千円相当)





長崎ちゃんぽん(リンガーハット 8200)






≪画像元:長崎ちゃんぽん




長崎名物のちゃんぽんや皿うどんを食べることができるチェーン店です。



国産材料にこだわり、麺や具に使用する小麦粉や野菜は全て国産を使用しているそうです。



なかでも「野菜たっぷりちゃんぽん」という、7種類の国産野菜がなんと480gも使用されたものがあり、麺の上に山のように野菜が盛られているメニューがあるのですが、ドレッシングをかけつつ、炒め野菜をモリモリ食べないと麺まで達することができません。



外食では不足しがちな野菜ですが、こういったメニューがあれば野菜不足も解消できそうです。国内の農業の応援を兼ねながら召し上がってみるのはいかがでしょうか。



リンガーハットでは株主優待を実施しており、保有株数に応じて下記のように優待券がいただけます。



こちらの優待券は「リンガーハット」以外にも、とんかつ店の「濱かつ」などでも使用できます



また、100株保有で頂けるのが2枚に対して、300株保有で7枚、500株保有で12枚と、保有株数が多いほうがよりお得に優待券を頂ける設定になっていますので、よくお店を利用される方は、3単元以上狙われてみるのも良いかもしれません。



【株価】 2,346円



【最低購入金額】 23万4,600円(100株)



【PER】 36.4  

【PBR】 3.07



【権利確定月】 2月末・8月末



【配当】 20.00円/年



【配当利回り】 0.85%



【株主優待】 

100株以上保有で540円×2枚(1,080円相当)

300株以上保有で540円×7枚(3,780円相当)

500株以上保有で540円×12枚(6,480円相当)

1,000株以上保有で540円×25枚(1万3,500円相当)

2,000株以上保有で540円×50枚(2万7,000円相当)



以上、フードコートなどのうどん・麺店で使える株主優待をご紹介しました。



普段利用する店について、どんな企業が運営しているのかを改めて調べてみると「この店を運営しているのはあの企業だったの?」という新たな発見につながることもあるので面白いですよ。



株価その他の情報は変更される場合があります。ご自身でご確認の上、投資は自己判断でお願いいたします。(執筆者:吉井 裕子)



情報提供元: マネーの達人
記事名:「 あそこの”うどんやちゃんぽん”が「無料」で食べられる 株主優待のある人気の「麺類のお店」3社ご紹介