家賃で得た収入や物件購入のために貯めた資金、皆さんはどのように運用されていますか。銀行に貯金しているだけという人も多いことでしょう。
しかし、多くの銀行において普通預金の金利は0.001%と微々たるもの。預けておいても大きく増やすことはできません。
効率的に所有物件を増やすためには、私は手持ちの資金を運用することも必要だと思っています。
運用において大切なこと
株、投資信託、外貨預金、FXなど、考えられる運用方法はさまざまです。
次の物件購入の費用に充てることと考えると、虎の子の資金を減らしたくはありませんよね。
よって、運用において最優先に考えるべきことは、リスクを抑えた投資を行うことになります。
銀行預金のように元本が保証された商品であればリスクは低くなりますが、それでは期待通りの運用益が得られません。
どうすればリスクをコントロールしながら資金を増やせるのか、私自身の運用方法をご紹介しつつ考えてみることにしましょう。
私の資金運用は…
仰々しいタイトルを付けましたが、私は株式に投資することで資金運用を行っています。
株式投資で運用するのは資金の一部、多くは比較的安全とされる銀行預金または他の商品で運用しています。
このようにして、まずは運用先でリスク分散を図ることが大切です。
株式投資で運用すると決めた分に関しては、銘柄や購入するタイミングでもリスクを分散することができます。
例えば、500万円全額を1銘柄に投資するより、100万円ずつ5銘柄に投資する方がリスクは抑えられます。
また、ある銘柄に100万円投資するとしたら、日時をずらして20万円ずつ5回に分けて購入する方が、100万円を一度に投資するよりもリスクは低くなります。
このようにして極力リスクを低く抑えることを心掛けるのが、不動産投資における資金運用の基本になります。
負けない投資を目指す!
一獲千金を目指す投資家が多いなか、私が目指すのは「負けない投資」。
つまり、大きく儲けるのではなく、日々のプラスを積み重ね、気付いたら一定の成果を上げているという投資を目指しています。
日経平均株価が大きく値上がりした日でも、それに比例して私の所有銘柄全体の評価額が大きく値上がりすることは多くはありません。
一方、日経平均株価が大きく値下がりした日では、私の所有銘柄全体の評価額はそれほど値下がりしない、もしくは値上がりするという特徴を持っています。
つまり、相場に左右されず緩やかな値上がりを続けるようなポートフォリオが組まれているということです。
≪日経平均に大きく左右されない私の資産 クリックして拡大≫
上記画像は、今年に入ってからの預入資産の推移を表したものです。
日経平均株価は1月に値下がりしたのに対し、私の所有銘柄は6.21%の値上がりでした。2月も日経平均以上のパフォーマンスをキープしています。
値下がりしづらいポートフォリオを組むことで、一定の成果が上げられていると言えそうです。(執筆者:内田 陽一)
情報提供元: マネーの達人