3Q決算シーズン真っ盛り
しかし…
「決算と言われても、何を見ればよいのかわからない」
そういった方も多いと思います。そこで今回は誰でも3分でわかる決算書の見方をご紹介したいと思います。
1分 決算書ってなぁに?
上場企業は年4回「決算書」を公開する義務があります。この決算書は簡単に言うと、企業の成績表のようなものです。
ですから、成績が良いと買われますし、逆に成績が悪いと売られることになります。
実に「簡単」な理屈です。決算書の良い企業を買うことで、株価も上昇する確率は上がります。決算書を見ることができれば、相場での勝率も格段上昇するのです。
2分 実際どう見ればよいの?
決算書は
「損益計算書」
「貸借対照表」
「キャッシュフロー計算書」
で構成されています。しかし、こんなにたくさんみるのは大変ですよね…
今回は「ここだけ」確認すればよいポイントをご紹介
≪参考:
株探 レオン自動機「通期業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」≫
黄色の「営業利益」と青色の「経常利益」にだけ注目してください。
営業利益(黄色箇所)
本業での利益のことです。
・ 1,560→2,530
経常利益(青色箇所)
有価証券の売却など「一時的」な利益のことです。
・ 1,760→2,570
見どころは「営業利益」一択です
レオン自動機は両方伸びていますが、営業利益だけ見れば、企業のファンダメンタルがわかるわけですから、決算書を見るのは面倒という方でも簡単ですよね。
3分 営業利益が右肩上がりの企業を探せ!
上記のレオン自動機です。一目瞭然で営業利益が右肩上がりなのがお分かりいただけると思います。
便利なサイトも賢く利用
この表は「株予報」というHPのものです。全ての企業の業績を細かく分析してくれている便利なサイトです。
「自分で決算書を見るのは面倒」という方でも、簡単に誰でも決算の内容を一目で理解することができます。
このような便利なツールを利用すれば、決算書から好業績の銘柄を探すのも楽ですよね。
実際の株価推移は?
株価は素直です
営業利益が右肩上がり = 株価も右肩上がり
今後も業績が伸び続けるかぎり、上下しながら、あげていくことになるでしょう。
利確は営業利益の伸びが鈍化したときになります。利確タイミングを計るのも簡単です。
決算書は誰でも簡単に見れます
今は簡単に使えるツールも充実しています。決算書を使って、長期で保有できる大化け銘柄を発掘してみませんか?(執筆者:佐藤 れいな)
情報提供元: マネーの達人