2月を迎え、旅立ちの春はもうすぐそこに。
進学、就職や、転勤の可能性のあるサラリーマン世帯の方は、準備を初めている方もいるでしょう。
倹約・節約の一番大きなカギを握るのは固定費の削減です。
なかでも家賃は固定費最大の割合を占めていますが、最近の賃貸物件には家賃以外でも固定費を削減できるサービスがあるんです。
家を変わると発生する固定費は、光熱水道費と通信費
光熱費はオール電化、もしくは電気+都市ガス、電気+プロパンガスの三択ですが、ガス料金ではプロパンガスが割高になります。
都市ガスと比べて人件費や輸送料金などがかかるシステムになっているので当然ともいえますね。
さらにプロパンガスは、業者によって価格設定が自由なため、同じガス使用量でも、業者が違えば価格がまったく違うケースも出てきます。
また、大家さんとプロパンガスの会社の契約内容次第でも、価格は変動します。これは入居者にはどうすることもできません。
光熱費の面では、オール電化、もしくは電気+都市ガスの物件がおすすめです。
通信費も大きい。どの回線がいいの?
インターネットの光回線を個別に引く場合は、回線業者に支払う課金と、プロバイダ業者に支払う課金が発生します。
インターネットサービスが始まった頃は、回線業者とプロバイダだけ選ぶシンプルなプランのみでしたが、今はいろんな名前のサービスがあって、どこが良いのか、何が良いのかわかりにくくなっています。
フレッツ光はNTT生粋の回線販売方式。「光コラボ」はNTTがプロバイダや携帯会社に回線を卸して回線契約の販売をさせる方式です。つまり、回線品質は同じです。
光電話をオプションでつけたり、同じキャリアの携帯を使ってると値引きがあるサービスもありますが、ひとまずスルーしましょう。
ネット回線+プロバイダ月額料金は、ざっくり5,000円前後でしょうか。
ずばり。インターネット無料の賃貸物件を狙え!
最近はインターネット通信が無料でついている賃貸物件があります。
これはプロバイダ料金も発生しません。無線ルーターを取り付ければ、自宅内でスマホもwi-fiで利用できます。
また、固定電話に発信するより、携帯電話に発信する方が断然多くなっていますから、光電話やキャリア携帯の必要性も見直すチャンスです。
引っ越しを機に気合いを入れた節約をするのであれば、バッサリ切ってしまって格安スマホに移行するくらいの勢いが必要です。
筆者はキャリアスマホ(月額5,700円)から格安スマホ(月額1,600円)に乗り換えて、通信料は年間4万9,200円の節約になりました。
SIMフリー端末に切り替えるためにスマホ本体を新規購入したとしても、モノによっては1年間で元が取れます。
引っ越し本番まで、じっくり品定めしよう
インターネット無料の賃貸物件を選べば、年間6万円の節約が可能。
併せてキャリアスマホから格安スマホに変更することで年間10万円以上の固定費削減に繋がる可能性を考えたら、引っ越しはまたとない節約のチャンスです。
直前でばたばたしないように、今から情報収集をはじめましょう。(執筆者:酒井 菫)
情報提供元: マネーの達人