TOPIXの中身が入れ替わる。初回の入替は10月30日、外れる銘柄はすぐには消えない
TOPIXの中身が入れ替わる。初回の入替は10月30日、外れる銘柄はすぐには消えない

毎月の積み立て先に、TOPIXに連動する投資信託を選んでいる方もいるでしょう。そのTOPIXはいま見直しの途中にあり、10月30日に初めての定期入替を迎えます。指数の中身が変わると聞くと、積み立てに何が起きるのか気になるところです。ただ、今回の入替で継続採用されなかった銘柄も、その日に一斉に外れるわけではありません。

市場区分の再編から始まった見直し

TOPIXは、JPX総研が算出している株価指数です。日本の株式市場を広く網羅しつつ、投資の対象としても使いやすい市場の物差しと位置づけられています。一連の見直しは、市場全体を代表する役割に加えて、その使いやすさをさらに高めることを目的に進められてきました。

きっかけは、2022年4月の東証の市場区分の再編です。プライム・スタンダード・グロースの市場区分に移った後も、それまでのTOPIXの構成銘柄は、選んだ市場に関わらず引き継がれました。そのうえで、流通株式時価総額が100億円未満の銘柄はウエイトを段階的に下げる対象となり、四半期ごとに10回に分けて低減が進みました。途中の再評価を経て、この第1段階は2025年1月末に完了しています。

第2段階で変わる構成銘柄の選び方

いま進んでいる第2段階では、全市場区分が母集団となり、売買の活発さ(流動性)の基準でTOPIXの構成銘柄を定期的に入れ替える形に変わります。物差しは、年間売買代金回転率と、浮動株時価総額の大きい銘柄から積み上げた累積比率の2つです。

新たに加わる銘柄は回転率0.2以上で累積比率の上位96%以内、すでに入っている銘柄は0.14以上で上位97%以内が条件です。すでに入っている銘柄に別の基準を設けたのは、指数の安定性や投資効率の観点からとされています。

初回の入替は10月30日、その先の日程

JPX総研は10月7日に初回の定期入替の選定結果を公表し、入替の実施は10月30日です。公表時点の数字では、入替後の構成銘柄1,669銘柄のうち683銘柄が、継続採用されなかった移行措置銘柄です。これらの銘柄は指数からすぐには外れず、次の日程で少しずつ比重を下げていきます。

TOPIXの中身が入れ替わる。初回の入替は10月30日、外れる銘柄はすぐには消えない

積み立てを続けながら見ておきたい公表

TOPIXはETFなどの金融商品のベンチマークとしても使われ、JPX総研は連動する資産の多さを踏まえて、周知と移行の期間を十分にとり段階的に進めるとしています。手元の商品がどの指数に連動しているかを目論見書で確かめ、再評価の結果や次の日程はJPX総研の公表で追っておくと、指数の変化に落ち着いて向き合えます。

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情報提供元: マネーの達人
記事名:「 TOPIXの中身が入れ替わる。初回の入替は10月30日、外れる銘柄はすぐには消えない 」