「三井ショッピングパーク ららテラス川口」2025年5月開業予定 旧そごう川口店跡地に約100店舗
三井不動産株式会社は、埼玉県川口市のJR川口駅前に位置する旧そごう川口店跡地において、新たな商業施設「三井ショッピングパーク ららテラス川口」を2025年5月に開業する計画を発表しました。
本施設は、長年地域に親しまれてきた旧そごう川口店の建物を最大限活用しながら、内装および一部外装のリニューアルを行い、ライフスタイル型商業施設として生まれ変わります。
約100店舗が出店予定で、地域住民の多様なニーズに応える幅広い業態が揃う予定です。
施設のコンセプトは「在るもので、新しく」。
旧そごう川口店の象徴的な大時計や大理石などのレガシーを継承しつつ、現代の生活スタイルに合わせた新たな価値を提供します。
ファッション、雑貨、食品など、日常生活に欠かせない店舗に加え、地域に必要とされる医療やサービス機能なども集積し、利便性の高い商業施設を目指しています。
特筆すべきは、従業員の働きやすさを重視した施設設計です。
従業員用の休憩室や専用喫煙室などを設置し、快適な労働環境の実現を図ります。さらに、店舗マネジメントアプリ「はたLuck」を導入し、施設内のコミュニケーションや情報伝達をリアルタイムで行えるようにすることで、働きやすさと働きがいの向上を目指します。
三井不動産グループは、この事業を通じて「産業競争力への貢献」「環境との共生」「健やか・活力」「安全・安心」「ダイバーシティ＆インクルージョン」「コンプライアンス・ガバナンス」という6つのマテリアリティに取り組み、サステナビリティに貢献することを表明しています。
「三井ショッピングパーク ららテラス川口」の開業は、川口駅前エリアの活性化と地域住民の生活利便性向上に大きく寄与すると期待されています。また、環境に配慮した施設運営や地域コミュニティの創出など、社会的価値と経済的価値の両立を目指す三井不動産グループの姿勢が表れた事業といえるでしょう。
2025年5月の開業に向けて、2025年2月より従業員の採用支援を開始する予定です。地域の雇用創出にも貢献する本事業の今後の展開に、注目が集まっています。
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