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朝晩涼しくなり、ようやく「秋が来た」というような気がします。
残暑が落ち着いて少しゆっくりしたくもなりますが、今こそ大掃除をする絶好のタイミングです。
今回は、クリンネスト(お掃除スペシャリスト)の筆者が「秋のフライング大掃除」をおすすめする理由と、やっておくべきスポットを紹介します。
大掃除と言うと、冬本番の年末に行うのが一般的です。
しかし、掃除効率や節約の観点で言うと、「秋」がベストタイミング。
その理由は、以下5つです。
・ 油汚れが落ちやすい
・ 水の温度が高い
・ 気温が高く水もぬるい
・ 寒さに凍えずに済む
・ 業者の予約がとりやすい
油は冷えると固まるため、冬に掃除すると2倍・3倍大変です。
水道の水も冷たくなかなか落ちないので、水道代や洗剤代もかさみます。
水道から出る水も冷たく温度が低いため、お湯を出すために給湯器(ガス代)も必要。
油汚れ全般は、気温が高いうちに済ませておく方が断然ラクです。
秋のうちに掃除すれば、外気に寒さに耐える必要もありません。冬に比べて日が長く、掃除のスケジュールを組みやすいメリットも。
手間やコストを考えると、秋のうちに「フライング大掃除」をする方が断然お得なんです。
特におすすめの掃除スポットがあります。
≪執筆者撮影≫
地味に面倒な窓ガラスの拭き掃除。冬になれば、厳しい寒さと水の冷たさに心が折れそうになります。
そんな窓掃除は、マイクロファイバークロス1枚で十分。湿度・気温ともに高い今の季節なら、水拭きするだけである程度きれいになります。
特に、雨が降った後は絶好のタイミング。水で汚れが浮いてより落ちやすくなっているので、雨上がりにサクッと掃除を済ませてしまいましょう。
≪執筆者撮影≫
寒さが厳しい冬は、長時間の換気も苦痛そのもの。網戸の掃除はどうしても窓を開けっぱなしにせざるを得ないため、冬には不向きな掃除スポットです。
そんな網戸も、秋のうちに掃除を。フロアワイパーにウェットタイプの掃除シートを取り付けて滑らせれば、汚れがごっそり落ちます。
汚れが頑固な場合は、ウタマロクリーナーなどの中性洗剤を使うといいでしょう。
二度拭き不要のクリーナーなら、拭き取りだけでいいのでラクです。
≪執筆者撮影≫
大掃除の中でも一番手ごわいのが、キッチンのレンジフード。ほこりに油が溜まって、大変なことになっています。
このレンジフードも、気温が下がって冷え固まる前に対処しましょう。秋ならまだ水の温度が高いので、お湯と洗剤の使用量も節約できます。
キッチンマジックリンなどのアルカリ性洗剤を使って、汚れをしっかりと落としてください。
真冬の大掃除は、汚れ落ちが悪く寒さも厳しい。よく考えると、掃除のベストタイミングではないんです。
コスパ・タイパを重視するのなら、「秋」が絶好のタイミング。今のうちからコツコツ掃除をすすめて、年末の大掃除の負担を減らしましょう。
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