VポイントPayアプリでタッチ決済10%還元(9/30まで)準備と注意点 三井住友カード会員以外も参加可能

Vポイントのキャンペーンは、三井住友カード系統と、旧Tポイント系統と両方あって豊富です。

今回は三井住友カード側のキャンペーンですが、三井住友カードで決済するのではありません。やや複雑です。

さらに、三井住友カードがなくてもキャンペーンに参加できます。

「VポイントPay」アプリでのVisaタッチ決済で10%還元です(上限500円)。

VポイントPayアプリのキャンペーンは、頻繁ではないですがこうしてたまに実施されています。

久々に使うとなると、わかりにくい部分が多いと思うので解説します。

画像元:SumitomoMitsuiCardCo.,Ltd.

9月はVポイントPayアプリで10%還元

VポイントPayは流行りのバーチャルカード(国際ブランドはVISA)です。

三井住友カードとは別物です。

別物であり、三井住友カードのない人でもVポイントPayが使えます。

VポイントPayアプリをApple Pay、Google PayにセットしてスマホのVISAタッチ決済をすると、10%還元です。

還元は、VポイントPayの残高が増える形でおこなわれます。

上限500円還元なので、5,000円使うと上限に達します

タッチ決済可能なお店ならどこでも使えます

VポイントPayアプリって?

VポイントPayアプリを日常的に使いこなしている人はあまりいないと思います。

全貌を把握しているユーザーのほうが少ないと考え、以下説明してまいります。

<h3>ふたつのアプリ:VポイントとVポイントPay</h3>

2種類のポイントが一緒になったVポイントは、アプリが複数あって複雑に見えます。

・Vポイントアプリ(旧Tポイントアプリ)

・VポイントPayアプリ(Vポイントをタッチ決済やオンラインで消化するためのアイテム)

Vポイントアプリは日常的に使っている人が多いでしょう。モバイルTポイントアプリが移行したものです。

こちらの提示でポイントをつけてもらい、そして加盟店ではポイント消化も可能です。

VポイントPayアプリは、三井住友カードの旧Vポイントを消化するためのアプリです。

現在では、Vポイントユーザーに広く開放されています。

三井住友カードなしでVポイントPayアプリを使う方は想定しづらいのですが、それでもキャンペーンなら手を出してみてもいいでしょう。

<h3>VポイントPayアプリはバーチャルカード</h3>

三井住友カードのキャンペーンでもらえるVポイントギフトを消化するためにはVポイントPayは必須です。

通常のポイント消化の際にも便利(ポイント消化に必須というわけではない)です。

ただそれ以外の出番が少ないため、使いこなすに至らない方が多そうです。

わかりにくいVポイントPayアプリをひもときます。

・VポイントPayはVISAブランドのバーチャルカードであり、プリペイドカード

・プリペイドカードなので事前にチャージが必要

・三井住友カードがなくても利用可能

・Vポイントをチャージして使う(ポイント消化)ことが便利なアプリ

・三井住友カードのキャンペーンでもらえるVポイントギフトを消化するには必須のアプリ

・ポイント以外のチャージ方法もある(三井住友銀行口座、クレジットカード)

・ポイント以外のチャージは、通常時はメリットが薄い(三井住友カードからのチャージでは低還元率。他社カードの場合は手数料発生)

・今回のようにたまにあるキャンペーンだと、ポイント以外でチャージしても得になる

カード券面を持たないバーチャルカード(デジタルカード)がどんどん増えてきました。

クレジットカードのバーチャルカードもありますが、VポイントPayアプリはプリペイドカードなので、審査はありません。

プリペイドカードはチャージをすれば、クレジットカードのようにオンラインやモバイル決済で使えます。

三井住友カードのブランドがMastercardだという人も、VポイントPayアプリはVISAブランドです。

Androidでもスマホタッチ決済が使えるのはメリットです。

VポイントPayアプリとチャージ

VポイントPayアプリのトップページの「チャージ」をタップすると、Vポイントその他をチャージできます。

Vポイントをチャージすればポイント消化に便利ですが、それ以外のチャージ方法もあります。

クレジットカードや三井住友銀行口座からもチャージができ、決済できるのですが、次の理由により通常時にはメリットがありません

・決済時の還元がない

・チャージ時の還元は、三井住友カードの場合0.25%(通常カード利用の半分)

・他社カードからのチャージなら還元率は下がらない。ただしチャージ時に手数料204円を徴収される

オートチャージも可能ですが、現状でメリットはほぼないと思われます。

通常時はポイント消化にしかメリットのないこのアプリが、キャンペーン時には蘇ります。

三井住友カードユーザーか否かを問わず、ぜひ使ってみましょう。

三井住友カード以外からのチャージはどうか

VポイントPayアプリには、他社カードからのチャージも可能です。

VポイントPayアプリへのチャージがポイント対象外となるカードは現状ほぼないと思われますので、手数料204円を取られてもメリットがあるのではないでしょうか。

たとえば、「PayPayカード(VISA除く)」→「JAL Pay」→「au PAY」と順にチャージし、au PAYプリペイドカードからVポイントPayアプリにチャージすれば還元率2.0%(うち0.5%はマイル)となります。

ただ今回のキャンペーンに関しては5,000円の決済で上限に達します。

5,000円を2.0%でチャージしても、チャージ還元は100円に過ぎず、手数料をペイしません

もっと上限の高いキャンペーンも今後あると思われ、その際には役に立ちそうです。

今回については、Vポイントからのチャージ、または三井住友カードチャージがおすすめです。

VポイントPayアプリのキャンペーンを実際に使いましょう

複雑なVポイントPayですが、全体像が正しく把握できていれば難敵ではありません。

理解したところでキャンペーンに挑みましょう。

キャンペーンの準備

次のとおりに実行すれば、9月のキャンペーンは準備OKです。

・VポイントPayアプリをインストール

・三井住友カード「VPass」アプリの「Vポイント」の項にある青いボタン「Vポイントをダブルでためる」をタップ(ID連携)

・三井住友カードのないVポイント会員は、VポイントPayアプリのトップページの「Vポイントをお買い物に使いましょう」をタップしてID連携

・Vポイントをチャージする(三井住友銀行、クレジットカード等からも可)

・Apple Pay、Google PayにVポイントPayバーチャルカードを設定

筆者はANAマイルのためにためているVポイントを消化したくないので、三井住友カードからチャージしました。

注意点:iD決済は無意味

「iD」で支払わないようにしましょう。タッチ決済のみキャンペーンの対象です。

Google Payの場合、三井住友カードをタッチ決済のメインカードにしている人が多いと思われます。

このキャンペーンでは、あくまでもVポイントPayバーチャルカード(青と黄色)のタッチ決済で決済する必要があります。

優先順位を替えたくない場合、GoogleウォレットであらかじめVポイントPayバーチャルカードを開いてからタッチするのがおすすめです。

VポイントPayはオンライン決済も可能ですが、意味がないのでこれもやめましょう。

使うお店にも注意が必要

日頃から、三井住友カードのスマホタッチ決済が7.0%以上になる、ポイントアップ店舗でVポイントPayを使うと実にもったいないものです。

ポイントアップ店舗でない、タッチ決済可能なお店をいろいろ考えてみました。

・ファミリーマート

・まいばすけっと

・サミット、ライフ等のスーパー

・百円ショップ

・サンマルクカフェ、ベローチェ、スターバックス等(ドトールコーヒー系でないということ)

・バーガーキング、ロッテリア、ファーストキッチン(マクドナルドやモスバーガーでないということ)

・デニーズ、ロイヤルホスト(すかいらーく、サイゼリヤでないということ)

・吉野家、なか卯(すき家でないということ)

・家電量販店

・私鉄の改札利用

オーケーや松屋(牛めし)のように、三菱UFJカードのポイントアップ店舗は除きましたが、三菱UFJカードがなければ気にせず使えばいいでしょう。

いずれにせよ、すぐ上限に達しそうです。

9月の貴重な還元をVポイントPayで

最高500円とささやかですが、9月の貴重な10%還元キャンペーンが始まりました。

この機会に、三井住友カードのユーザーでないVポイントユーザーもぜひ始めてみましょう。

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情報提供元: マネーの達人
記事名:「 VポイントPayアプリでタッチ決済10%還元(9/30まで)準備と注意点 三井住友カード会員以外も参加可能