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Vポイントのキャンペーンは、三井住友カード系統と、旧Tポイント系統と両方あって豊富です。
今回は三井住友カード側のキャンペーンですが、三井住友カードで決済するのではありません。やや複雑です。
さらに、三井住友カードがなくてもキャンペーンに参加できます。
「VポイントPay」アプリでのVisaタッチ決済で10%還元です(上限500円)。
VポイントPayアプリのキャンペーンは、頻繁ではないですがこうしてたまに実施されています。
久々に使うとなると、わかりにくい部分が多いと思うので解説します。
画像元:SumitomoMitsuiCardCo.,Ltd.
VポイントPayは流行りのバーチャルカード(国際ブランドはVISA)です。
三井住友カードとは別物です。
別物であり、三井住友カードのない人でもVポイントPayが使えます。
VポイントPayアプリをApple Pay、Google PayにセットしてスマホのVISAタッチ決済をすると、10%還元です。
還元は、VポイントPayの残高が増える形でおこなわれます。
上限500円還元なので、5,000円使うと上限に達します。
タッチ決済可能なお店ならどこでも使えます。
VポイントPayアプリを日常的に使いこなしている人はあまりいないと思います。
全貌を把握しているユーザーのほうが少ないと考え、以下説明してまいります。
<h3>ふたつのアプリ:VポイントとVポイントPay</h3>
2種類のポイントが一緒になったVポイントは、アプリが複数あって複雑に見えます。
・Vポイントアプリ(旧Tポイントアプリ)
・VポイントPayアプリ(Vポイントをタッチ決済やオンラインで消化するためのアイテム)
Vポイントアプリは日常的に使っている人が多いでしょう。モバイルTポイントアプリが移行したものです。
こちらの提示でポイントをつけてもらい、そして加盟店ではポイント消化も可能です。
VポイントPayアプリは、三井住友カードの旧Vポイントを消化するためのアプリです。
現在では、Vポイントユーザーに広く開放されています。
三井住友カードなしでVポイントPayアプリを使う方は想定しづらいのですが、それでもキャンペーンなら手を出してみてもいいでしょう。
<h3>VポイントPayアプリはバーチャルカード</h3>
三井住友カードのキャンペーンでもらえるVポイントギフトを消化するためにはVポイントPayは必須です。
通常のポイント消化の際にも便利(ポイント消化に必須というわけではない)です。
ただそれ以外の出番が少ないため、使いこなすに至らない方が多そうです。
わかりにくいVポイントPayアプリをひもときます。
・VポイントPayはVISAブランドのバーチャルカードであり、プリペイドカード
・プリペイドカードなので事前にチャージが必要
・三井住友カードがなくても利用可能
・Vポイントをチャージして使う(ポイント消化)ことが便利なアプリ
・三井住友カードのキャンペーンでもらえるVポイントギフトを消化するには必須のアプリ
・ポイント以外のチャージ方法もある(三井住友銀行口座、クレジットカード)
・ポイント以外のチャージは、通常時はメリットが薄い(三井住友カードからのチャージでは低還元率。他社カードの場合は手数料発生)
・今回のようにたまにあるキャンペーンだと、ポイント以外でチャージしても得になる
カード券面を持たないバーチャルカード(デジタルカード)がどんどん増えてきました。
クレジットカードのバーチャルカードもありますが、VポイントPayアプリはプリペイドカードなので、審査はありません。
プリペイドカードはチャージをすれば、クレジットカードのようにオンラインやモバイル決済で使えます。
三井住友カードのブランドがMastercardだという人も、VポイントPayアプリはVISAブランドです。
Androidでもスマホタッチ決済が使えるのはメリットです。
VポイントPayアプリのトップページの「チャージ」をタップすると、Vポイントその他をチャージできます。
Vポイントをチャージすればポイント消化に便利ですが、それ以外のチャージ方法もあります。
クレジットカードや三井住友銀行口座からもチャージができ、決済できるのですが、次の理由により通常時にはメリットがありません。
・決済時の還元がない
・チャージ時の還元は、三井住友カードの場合0.25%(通常カード利用の半分)
・他社カードからのチャージなら還元率は下がらない。ただしチャージ時に手数料204円を徴収される
オートチャージも可能ですが、現状でメリットはほぼないと思われます。
通常時はポイント消化にしかメリットのないこのアプリが、キャンペーン時には蘇ります。
三井住友カードユーザーか否かを問わず、ぜひ使ってみましょう。
VポイントPayアプリには、他社カードからのチャージも可能です。
VポイントPayアプリへのチャージがポイント対象外となるカードは現状ほぼないと思われますので、手数料204円を取られてもメリットがあるのではないでしょうか。
たとえば、「PayPayカード(VISA除く)」→「JAL Pay」→「au PAY」と順にチャージし、au PAYプリペイドカードからVポイントPayアプリにチャージすれば還元率2.0%(うち0.5%はマイル)となります。
ただ今回のキャンペーンに関しては5,000円の決済で上限に達します。
5,000円を2.0%でチャージしても、チャージ還元は100円に過ぎず、手数料をペイしません。
もっと上限の高いキャンペーンも今後あると思われ、その際には役に立ちそうです。
今回については、Vポイントからのチャージ、または三井住友カードチャージがおすすめです。
複雑なVポイントPayですが、全体像が正しく把握できていれば難敵ではありません。
理解したところでキャンペーンに挑みましょう。
次のとおりに実行すれば、9月のキャンペーンは準備OKです。
・VポイントPayアプリをインストール
・三井住友カード「VPass」アプリの「Vポイント」の項にある青いボタン「Vポイントをダブルでためる」をタップ(ID連携)
・三井住友カードのないVポイント会員は、VポイントPayアプリのトップページの「Vポイントをお買い物に使いましょう」をタップしてID連携
・Vポイントをチャージする(三井住友銀行、クレジットカード等からも可)
・Apple Pay、Google PayにVポイントPayバーチャルカードを設定
筆者はANAマイルのためにためているVポイントを消化したくないので、三井住友カードからチャージしました。
「iD」で支払わないようにしましょう。タッチ決済のみキャンペーンの対象です。
Google Payの場合、三井住友カードをタッチ決済のメインカードにしている人が多いと思われます。
このキャンペーンでは、あくまでもVポイントPayバーチャルカード(青と黄色)のタッチ決済で決済する必要があります。
優先順位を替えたくない場合、GoogleウォレットであらかじめVポイントPayバーチャルカードを開いてからタッチするのがおすすめです。
VポイントPayはオンライン決済も可能ですが、意味がないのでこれもやめましょう。
日頃から、三井住友カードのスマホタッチ決済が7.0%以上になる、ポイントアップ店舗でVポイントPayを使うと実にもったいないものです。
ポイントアップ店舗でない、タッチ決済可能なお店をいろいろ考えてみました。
・ファミリーマート
・まいばすけっと
・サミット、ライフ等のスーパー
・百円ショップ
・サンマルクカフェ、ベローチェ、スターバックス等(ドトールコーヒー系でないということ)
・バーガーキング、ロッテリア、ファーストキッチン(マクドナルドやモスバーガーでないということ)
・デニーズ、ロイヤルホスト(すかいらーく、サイゼリヤでないということ)
・吉野家、なか卯(すき家でないということ)
・家電量販店
・私鉄の改札利用
オーケーや松屋(牛めし)のように、三菱UFJカードのポイントアップ店舗は除きましたが、三菱UFJカードがなければ気にせず使えばいいでしょう。
いずれにせよ、すぐ上限に達しそうです。
最高500円とささやかですが、9月の貴重な10%還元キャンペーンが始まりました。
この機会に、三井住友カードのユーザーでないVポイントユーザーもぜひ始めてみましょう。
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