【ANA】ホノルル・パリ・上海線などで特典航空券50%減額マイル 国内線並みのマイル数で海外旅行のチャンス
ANAは、先日国内線特典航空券の必要マイル引き上げを発表しました。
残念に思ってる方もいるのではないでしょうか。
「国内がだめなら海外」ということで、国際線特典航空券が50%減額マイルキャンペーンが、久しぶりに開催中です。
【ANA】（9/30までに予約・発券）対象の国際線特典航空券が50%減額マイル
≪画像元：ANA≫
8月29日～9月30日の期間中、ホノルル、パリ、上海、大連、広州、深圳線において、ANA国際線特典航空券（エコノミークラス）を予約・発券してください。
通常より50%少ないマイルで予約・発券できます。
海外発の旅程も対象になりますので、在外邦人の人も利用できます。
ウェブサイト限定で、電話など他の方法では申し込めません。
対象路線・対象搭乗期間・必要マイル数
対象路線は、ホノルル、パリ、上海、大連、広州、深圳線です。
多くのマイルが必要なパリ線が50%減額されれば、大幅なマイル節約になりますね。
ただし、路線によって対象搭乗期間・必要マイル数が異なりますので、紹介しましょう。
【ホノルル線】国内線レベルのマイル数で行ける
≪画像元：ANA≫
ホノルル線の対象路線は、成田＝ホノルル（NH181/NH182/NH183/NH184）です。
・2024/9/2～12/4、2024/12/8～12/15、2025/3/1～3/15：4万マイル→2万マイル
・2024/12/16～12/19：4万3,000マイル→2万1,500マイル
国内線特典航空券と見間違えるほど、マイル数が減額されています。
2024年12月5日～12月7日・2024年12月20日～2025年1月13日は対象外ですので、注意してください。
【パリ線】混雑を避けられる期間
パリ線の対象路線は、羽田＝パリ（NH215/NH216）です。
2025年1月7日～2月28日の搭乗が、通常4万5,000マイルのところ、2万2,500マイルになります。
東京＝那覇の往復特典航空券くらいのマイル数です。
この時期はパリ観光のオフシーズンですが、逆に混雑を避けられそうですね。
【上海・大連・広州・深圳線】1万マイル以下で行ける時期も
≪画像元：ANA≫
対象路線は、羽田・成田＝上海（NH967/NH968/NH919/NH920）、成田＝大連（NH903/NH904）、羽田＝広州（NH923/NH924）、羽田＝深圳（NH965/NH966）です。
・2024/10/11～11/30、2025/2/12～3/13：2万マイル→1万マイル
・2024/12/16～12/19：2万3,000マイル→1万1,500マイル
1万マイル以下で行ける時期もあるのは、国際線特典航空券としては破格です。
2024年12月20日～2025年1月5日・2025年1月17日～2月11日はは対象外ですので、注意してください。
キャンペーンの注意点
50%減額マイル、かなり魅力的ですよね。
しかしうっかりミスは誰でもあるもの。
以下の注意点を読んでいただき、そんなうっかりミスを減らしてください。
キャンペーン前の予約済みの特典航空券には適用されない
対象路線・対象搭乗区間であっても、キャンペーン前に予約・発券された特典航空券に対しては、遡ってマイル減額を適用しません。
キャンペーンでの予約・発券へ変更したい場合は、予約済みの特典航空券をキャンセルの上で、新規にキャンペーン適用マイル数での予約・発券が必要になります。
キャンセルの際は、1名3,000マイルの手数料が必要です。
期間中に空席待ち予約をして期間外に席が用意できた場合は、通常のマイル数での発券です。
全旅程が対象搭乗期間・路線・便・クラスの必要あり
キャンペーンを適用させるには、全旅程を対象搭乗期間・路線・便・クラスにする必要があります。
・帰国便が対象外の搭乗期間
・関空発の便
・北京発の便
などは対象外です。
ANAの国際線特典航空券はエコノミーのみ対象で、ビジネスやファーストは予約できません。
国際線特典航空券とアップグレード特典の併用も不可です。
燃油サーチャージ・諸税は別途必要
完全に無料で海外へ行けるわけではありません。
ホノルル線は片道2万2,500円、パリ線は片道3万5,000円、中国線は片道1万500円の燃油サーチャージが必要です。
燃油サーチャージだけで、国内線の航空券が買えそうですね。
航空保険特別料金など諸税も必要です。
他社便が旅程に含まれる特典航空券は対象外
ANA便名で他社が運航するコードシェア便は、利用できません（日本国内線を除く）。
他社便が旅程に含まれる特典航空券（提携航空会社特典航空券）は、対象路線のANA便が含まれていてもキャンペーン対象外になります。
やっぱり特典航空券は予約を取りにくい
今回の50%減額マイルには、ホノルルやパリなど人気路線が含まれています。
それだけに、競争率も高いかもしれません。
とりあえず航空券の予約だけして、後から宿や勤務先の休みなどの調整をするのも悪くありません。